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タイトルデジカメ画像の印刷品質
記事No: 879
投稿日: 2004/03/31(Wed) 22:46
投稿者ptpt

デジカメ画像の発行誌の印刷品質について
前から疑問に思っていることがあります。
もし、ご存知の方がいらっしゃったら教えてください。

よくデジカメ画像の作例が一般誌やカメラ雑誌に載っていますが、
それらが以上に白っぽく解像度が低く低画質のことがあると
思いませんか?
もちろん100万画素以下のものは、そのカメラの実力
だったかもしれませんが、200万画素以上のカメラなら
Lサイズ相当の大きさなら、35mm銀鉛写真とそれほど
差を感じないはずです。ところが、1年くらい前の出版物に
載っていた作例では、信じられないくらい低画質に
印刷されている場合が目に付きました。

特にひどいと思ったのが「特選街」ですが、
専門誌である「デジタルCAPA」も画質がひどく
落ちたことがありました。
同じカメラの作例でも「デジタルカメラマガジン」だけは、
実際我々が手にするプリンターでの出力や、
ラボでの銀鉛写真焼付けと同じ品質になっていました。
もちろん紙質の違いはありますが、
「デジタルCAPA」の場合、同じ紙質の「CAPA」の
銀鉛写真の作例では高品質になっていたので、
デジタルカメラの印刷品質を高めるのには
何かノウハウがあるのだろうと想像していました。

しかし、最近は各誌ともデジタルカメラの作例と銀鉛写真の作例の
品質の差がなくなってきており、
「印刷所にデジカメ写真の印刷のノウハウが浸透したのか」
と勝手に思い込んでいます。

このへんの事情をご存知の方いらっしゃいましたら、
私の好奇心にお付き合いお願いします


タイトルRe: デジカメ画像の印刷品質
記事No: 886
投稿日: 2004/04/01(Thu) 00:16
投稿者ポジ

--> ptpt さん、こんにちは。

ご指摘の通り、デジカメ雑誌とはいえ、
非常にお粗末な画像が掲載されることがあります。
ほとんどの場合、デジタルデータとして入稿した画像が
紙に印刷されるまでの段階のどこかで色味や明るさが変わったりしてしまうのが原因です。
ポジフィルムの場合、フィルムという色見本がついて回るので、
それほど大きく色味がこけることは少ないのですが、
デジタル画像の場合は、ディスプレイで見て調整することが多いので、どっかで色がこけてしまうことがあります。
もちろん、プリンターで出力した色見本を付ける場合もありますが、
小さな作例レベルですと、あまり付けていないのが実情です。
カラーマネージメントや色空間の概念が浸透しつつありますので、
だいぶマシにはなってきていますが、まだ出版社も印刷会社もカメラマンも手探り状態という感じです。
また、自分のデジタル一眼レフカメラで撮った画像ならまだしも、
コンパクトデジカメをいっぱい使い回して撮ったときなどは、それぞれの色のクセをキチッと後処理に伝えられないこともあります。

広告のように色校を何度もとれば問題はなくなるのかもしれませんが、スケジュールの問題もありなかなか現実的には厳しいものもあります。


というわけで、私も「良い感じ写真だったのになぁ〜。なんでこんなになっちゃうかなあ・・・」と嘆くこともしばしば。
もっと良い状態で見てもらえるように、
努力していきますので、今後とも末永くよろしくお願いいたします(笑)。
なんだか、言い訳がましくなってしまいました。すみません。


タイトルRe^2: デジカメ画像の印刷品質
記事No: 927
投稿日: 2004/04/01(Thu) 23:30
投稿者ptpt

--> ポジ さん こんにちは

ご回答ありがとうございます。
カメラマンの方のコメントをお聞きでき、
ありがたいです。

> ほとんどの場合、デジタルデータとして入稿した画像が
> 紙に印刷されるまでの段階のどこかで色味や明るさが変わったりしてしまうのが原因です。

そうだったのですか。
白っぽくなっているのが多いのは
そのためだったんですね。

だから、デジタルカメラマガジンでは
カラーマネージメントにこだわっているのですね。

しかし、色だけでなく、なにか解像度も
実際より落ちているのもあるように思います。
これは、明度が明るく実際よりなりすぎているため、
そのように感じるのでしょうか。
解像度の調整とシャープネスのかけ方に秘密があるのでは
ないかと想像していたのですが。

もしよろしければ、これらの関係の有無についても
教えてください。


タイトルRe^3: デジカメ画像の印刷品質
記事No: 940
投稿日: 2004/04/02(Fri) 05:12
投稿者ポジ

--> ptpt さん、こんにちは。

> しかし、色だけでなく、なにか解像度も
> 実際より落ちているのもあるように思います。
> これは、明度が明るく実際よりなりすぎているため、
> そのように感じるのでしょうか。
> 解像度の調整とシャープネスのかけ方に秘密があるのでは
> ないかと想像していたのですが。
>
> もしよろしければ、これらの関係の有無についても
> 教えてください。

解像度が不足している感じるのは、
シャープ感がないとい意味でしょうか?
いわゆる「解像度割れ」といわれる現象の場合は
ブロックノイズとなって誌面に現れるので、
たぶん、シャープ感のことと思います。
だとすると、シャープネスのかけ方が足りないのだと思います。
私の場合ですと、雑誌の作例などではPhotoshopなどでシャープネス処理をすることはまずありえません。
最終的な使用サイズも分かりませんので、撮影データのまま渡すことがほとんどです。
そのとき、「シャープネス処理はしていません」というような
但し書きをつけることが多いです。
このため、正直な話、誰がどの段階でどれくらいのシャープネス処理を
おこなっているかは分からないのです。
ところが、印刷所によって、最終段階でガンガンにシャープネスをかけるところもあれば、
納品データのまま印刷してしまうところもあるのです。
以前、大手印刷会社の方と話したときは、
「カメラマンは最低限の色味と明るさ調整だけしてほしい。
なるべく素性の良いデータを納品してもらうことが一番だ」と強く言われました。
また、「シャープネスはこちら(印刷所)でかけるので、
さわらないでほしい。印刷段階でかけるシャープネスは
非常に強く、Photoshopの100%や150%ではまったくかけてないのと同じだ」と。印刷段階では300%とかの過激なシャープネスをかけるのだといっていました。
以来、私は「シャープネス処理なし」という但し書きを付けた画像を入れるようにしています。
この辺が、時にうまく行かないのもしれません。
(すみません。印刷のプロではないのであくまでも私感ですが)

ここでの最大の問題は、カメラマン、デザイナー、編集者、
印刷所の間のトータルでコミュニケーションは取れていないこと、
確立されたフローと常識がないこと、だと思います。
ですが、業界としてはこれをきちんと確立していこうと考えていることは事実です。

データがうまく流れている時には、問題のない仕上がりとなるのですが、
流れがどこかで狂ってしまうと、恐ろしい結果となってしまうのです。

なにか、うまく説明できないのですが、なんとなくお分かりいただければ幸いです。
それと、この話はあくまでも私が関わっている範囲の写真雑誌の話で、私のわずかばかりの経験に基づいた話だということをお断りしておきます。
(もしかしたら、もっと違う要因があるのかもしれません)
ptpt さんの疑問と不満の解消に少しでも役に立てればと思い、
書き込みをさせていただきました。では、失礼します。


タイトルRe^4: デジカメ画像の印刷品質
記事No: 946
投稿日: 2004/04/02(Fri) 11:01
投稿者なんだかなぁ。

--> ポジ さん

> 非常に強く、Photoshopの100%や150%ではまったくかけてないのと同じだ」と。印刷段階では300%とかの過激なシャープネスをかけるのだといっていました。

印刷の場合、通常、解像度=印刷線数×2を満たしている場合は、
量=200〜250程度/半径=1.2〜1.4、解像度=印刷線数程度の場合(拡大ですね)
量=250〜時には300以上/半径=1.2〜1.6という事もあります。
D60のカタログの写真にはその値が書かれていたと思いました。あれは参考に
なるので、毎回付けてもらいたいところですね。

で、印刷所がUSM処理等を行う場合はいいのですが、完全データ入稿の場合、
デザイナーさんの知識不足でUSMを浅くしかかけない(かけられない)人が
いますので、そのような場合、印刷結果が眠くなってしまいます。
通常、印刷所ではそのようなデータが入ってくると、色校の段階でUSM処理を
し直すか聞いてきますが(場合によっては勝てtに治しているところもあります)、
写真雑誌の場合だと、その処理が意図的という事も考えられるため、そのまま
流してしまう可能性は否定できませんね。

> 以来、私は「シャープネス処理なし」という但し書きを付けた画像を入れるようにしています。

USM適用後のリサイズは画像を崩してしまいますので、その方が良い結果が出てくる
と思います。あとはその後の処理担当者にゆだねるしかないですね。
これが賭けになりますが(^^;。


タイトルRe^5: デジカメ画像の印刷品質
記事No: 963
投稿日: 2004/04/02(Fri) 17:47
投稿者ポジ

--> なんだかなぁ。 さん こんにちは。

>
> で、印刷所がUSM処理等を行う場合はいいのですが、完全データ入稿の場合、
> デザイナーさんの知識不足でUSMを浅くしかかけない(かけられない)人が
> いますので、そのような場合、印刷結果が眠くなってしまいます。
> 通常、印刷所ではそのようなデータが入ってくると、色校の段階でUSM処理を
> し直すか聞いてきますが(場合によっては勝てtに治しているところもあります)、
> 写真雑誌の場合だと、その処理が意図的という事も考えられるため、そのまま
> 流してしまう可能性は否定できませんね。

やはりそういうことなのですね。
私も編集者とは話をしますが、なかなかデザイナーや印刷所と
話をすることができないので、そのあたりがどう処理されているのか
気になるところではあります。
でも、なんだかなぁ。 さんのお話をお聞きして、
「やっぱりそうなんだあ」と改めてデジタル画像の難しさを実感しました。
ありがとうございます。

> USM適用後のリサイズは画像を崩してしまいますので、その方が良い結果が出てくる
> と思います。あとはその後の処理担当者にゆだねるしかないですね。
> これが賭けになりますが(^^;。

その賭がこわいですねぇ〜
大抵は問題ないのですが・・・。
読者の多くは、写真がねむかったり、色がこけてたりすると
カメラマンのせいだと思ってしまうでしょうからね〜
まあ、そうならないように頑張ります!


タイトルRe^6: デジカメ画像の印刷品質
記事No: 970
投稿日: 2004/04/02(Fri) 19:46
投稿者なんだかなぁ。

--> ポジ さん

> やはりそういうことなのですね。
> 私も編集者とは話をしますが、なかなかデザイナーや印刷所と
> 話をすることができないので、そのあたりがどう処理されているのか
> 気になるところではあります。

思い切って聞いて見た方が良いかもしれませんよ。
今後のためにもと言えば、嫌な顔はされないと思います。

> その賭がこわいですねぇ〜
> 大抵は問題ないのですが・・・。
> 読者の多くは、写真がねむかったり、色がこけてたりすると
> カメラマンのせいだと思ってしまうでしょうからね〜
> まあ、そうならないように頑張ります!

一般の方はそう思ってしまうかもしれませんね。でも、大抵の場合、カメラや
カメラマンの問題ではなく、スキルのないデザイナーや製版担当者が問題の
ケースが殆どです。
逆にスキルの高い製版担当者に巡り会えると400万画素の1DのデータでもA3で
バッチリ出してくれますから(^^)。


タイトルRe^7: デジカメ画像の印刷品質
記事No: 974
投稿日: 2004/04/02(Fri) 22:07
投稿者ポジ

--> なんだかなぁ。 さん
>
> 思い切って聞いて見た方が良いかもしれませんよ。
> 今後のためにもと言えば、嫌な顔はされないと思います。

そうですねえ。一度聞いてみることにしましょう。

> 逆にスキルの高い製版担当者に巡り会えると400万画素の1DのデータでもA3で
> バッチリ出してくれますから(^^)。

ほんとにそうですよね。私の仕事だとほとんどがA4変形程度が最大だったりするので、1Dでもしっかりデータを作ってやれば十分な解像感が得られます。
ただ、デザイナーさん(AD)同行の撮影とかだと、
まれに打ち合わせの段階で、「400万画素じゃ解像度足りないからNG」
って言われてしまうことがあります。
議論するのも面倒なんで、じゃ「1100万画素にしますかぁ」って
いって1Dsを持ち出しちゃうんですが・・・。
印刷所というよりは、デザイナーさんのほうがデジカメの画素数にこだわる方が多いですねえ。

なんだか、ptptさんのご質問から、話がだいぶ逸れてきてしまったようなので、
この件については私の方からはこれくらいにしておきたいと思います。
また、機会があればいろいろとお話させてください。


タイトルRe^7: デジカメ画像の印刷品質
記事No: 978
投稿日: 2004/04/02(Fri) 23:21
投稿者ptpt

--> なんだかなぁ。 さん
> --> ポジ さん

横からすいません。


> 一般の方はそう思ってしまうかもしれませんね。でも、大抵の場合、カメラや
> カメラマンの問題ではなく、スキルのないデザイナーや製版担当者が問題の
> ケースが殆どです。

昨年くらいの銀鉛カメラ雑誌でデジカメの作例では、極めて眠い画像が掲載されており、それのキャプションの田中美希男氏の「デジタル一眼の画質はもう中版に迫っている」とのコメントが気の毒なくらいでした。
デジカメ=低画質と思った銀鉛派の人も少なからずいたはずです。

はやく、ルールを確立していただきたいものです。


タイトルRe^7: デジカメ画像の印刷品質
記事No: 981
投稿日: 2004/04/02(Fri) 23:54
投稿者ptpt

--> なんだかなぁ。 さん

印刷にお詳しいようなので教えてください。

この話題で、もうひとつの疑問は

「なぜ、プリンターの印刷や、銀鉛プリントは
 特別にシャープネスをかけずに銀鉛並の画質が
得られるのだろう。逆に言えば、なぜ印刷物(オフセット?)は
きついシャープネスをかけなくてはいけないのだろう?」
です。

もしかして、プリンターやフロンティアのドライバーが勝手に
シャープネスをかけているのでしょうか?

もしよろしければ教えてください


タイトルRe^8: デジカメ画像の印刷品質
記事No: 982
投稿日: 2004/04/03(Sat) 00:49
投稿者なんだかなぁ。

--> ptpt さん

> 「なぜ、プリンターの印刷や、銀鉛プリントは
>  特別にシャープネスをかけずに銀鉛並の画質が
> 得られるのだろう。逆に言えば、なぜ印刷物(オフセット?)は
> きついシャープネスをかけなくてはいけないのだろう?」
> です。

これは印刷方法の違いによります。印刷物が網点で作られている事も要因の一つです。

> もしかして、プリンターやフロンティアのドライバーが勝手に
> シャープネスをかけているのでしょうか?

実際、若干の補正はされているはずです。特にフロンティアはハッキリと
シャープネス調整がかかっているところもありますから。
しかし、オフセットとはかかり具合が違うと思いますよ。


タイトルRe^4: デジカメ画像の印刷品質
記事No: 957
投稿日: 2004/04/02(Fri) 16:22
投稿者Kz

--> ポジ さん
> 以来、私は「シャープネス処理なし」という但し書きを付けた画像を入れるようにしています。

これって、
「シャープネスはかけてないので、そちらで適宜処理して下さい」
「シャープネス処理をしないでそのまま印刷して下さい」
のどちらの意味にも読めるんですが、

> この辺が、時にうまく行かないのもしれません。

ってことはないですか?


タイトルRe^5: デジカメ画像の印刷品質
記事No: 964
投稿日: 2004/04/02(Fri) 17:51
投稿者ポジ

--> Kz さん、こんにちは

> --> ポジ さん
> > 以来、私は「シャープネス処理なし」という但し書きを付けた画像を入れるようにしています。
>
> これって、
> 「シャープネスはかけてないので、そちらで適宜処理して下さい」
> 「シャープネス処理をしないでそのまま印刷して下さい」
> のどちらの意味にも読めるんですが、
>
> > この辺が、時にうまく行かないのもしれません。
>
> ってことはないですか?

なるほど、確かにそういわれて見ればそうかもしれません。
実際は編集者に「こちらではシャープネスをかけていないので、
印刷段階などでシャープネス処理をしてね」と伝えてはいるのですが、
それでも誤解を招く可能性はありそうですね。
次回からは、もう少し分かりやすい書き方にしましょう。
ご指摘ありがとうございます。


タイトルRe^4: デジカメ画像の印刷品質
記事No: 977
投稿日: 2004/04/02(Fri) 23:12
投稿者ptpt

--> ポジ さん

詳しい説明ありがとうございます。
なんとなくわかったような気がします。

かなり印刷所のテクニックに左右される
可能性があるようですね。

早く共通ルールが確立すればいいですね。
カメラマンが仕上がりを予測できないのは、
名前を出しているものとして、
気分のいいものではないでしょうからね。

コメントありがとうございました。