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タイトル色と明るさ、ヒストグラム
記事No: 7872
投稿日: 2003/12/08(Mon) 15:20
投稿者USHI

デジカメで撮った画像における色と明るさの関係について、詳しい方に教えていただきたいのですが、

対象に濃淡があまりなく、これを撮影すると、ヒストグラムの両端に全くデータのない範囲ができる場合を考えます。具体的に、対象が黄色で、これが薄暗い時とします。

ところが、この画像を開いてみると、見た目に比べて黄色が白茶けているとします。

そこで、画像を見た目に合わせるために露出を短くすると、ヒストグラムの下端が飽和して、また、上端に大きな余裕ができてしまうとします。

さて、レタッチを前提とすると、やはりヒストグラム重視で撮るべきなのでしょうか? だとすると、白茶けた黄色は、トーンカーブ等の操作で見た目と同じにすることができるのでしょうか? 何だか見た目が近い方がしまりがあると思ってしまうのは、単なる勘違いでしょうか?


もっと単純化すると、たとえば、輝度範囲の狭い黄色があって、これを様々な露出で撮影してヒストグラムの山をどこに持ってきても、レタッチで同じ色に戻すことはできるのでしょうか?

そういえば、わたくし、レタッチの前には必ずレベル補正でデータの無いところを無条件で削ってしまうのですが、これって悪癖でしょうか?


タイトルRe: 色と明るさ、ヒストグラム
記事No: 7874
投稿日: 2003/12/08(Mon) 17:15
投稿者
URLhttp://www.geocities.jp/kaori_atusi/

--> USHI さん

 個人的には、ボディーの液晶モニターの癖を極めた上でのお話ですが、
撮影時点で最も見た目に近い色を得ておくのが、
(個人的な経験の範囲で言えば)いつでも最良の結果でした。
明るい被写体なら多分ヒストグラムは明るい方に寄るでしょうし、
暗い被写体なら逆になるんでしょうけれども、
今まで一度も(苦笑、一度もだったりします)、
10Dでヒストグラムを気にした事はございません(大汗)。
 実を言うとコンパクトデジカメでヒストグラムを参考にしようとしたら、
ヒストグラム表示が荒過ぎるせいか、
全然ヒストグラムから来るイメージと撮影状況が一致しなかったんですよね。
それ以来ヒストグラムを見る習慣が無くなってしまいましたもので、
EOSデジタルではヒストグラムも役に立つのかも知れませんが、
『レックビューを参考にするので充分』と言うのは間違いないと思います。
 10Dでの例ですが、液晶を適切に覗く為のツールを、
家のホームページに写真付きでアップしていますので、
一度同様の物を自作されてみてはどうでしょうか?
 露出を大きく外したデータを元にした場合は、
色調がズレ易いですし、発色がダルになったりきつくなったりしやすいですし、
ノイズが乗り易いです。
撮影ミスのカバーを別にすれば、初めにそういう撮影を選択肢に入れるのは、
適切ではないと言えるでしょう。

> そういえば、わたくし、レタッチの前には必ずレベル補正でデータの無いところを無条件で削ってしまうのですが、これって悪癖でしょうか?

 これは悪癖であると断言出来ると思います(苦笑)。
特にRGBそれぞれで極端にデータの無い領域の範囲がズレている場合には、
カラーバランスの崩れの原因になりますよ。
 やはりプレビュー画像を見ながら、『あっ、これが最適かな?』ということを、
意識しながらカットされた方が宜しいかと存じます。
そもそも一見データが無いように見えても、
ヒストグラムには表れない程度のデータが隠れているのかもしれませんし。
 私もレベル補正を初めてRGB別で扱った時は、
両端の何も無い領域は要らないのかと勘違いしていましたが、
やってみるとどうしてもバランスが取れなくなり、改心致しました(笑)。
 何にしても、データの補正量が最小限になるように撮影するのが、
一番発色も良く、バランスもいい画面が得られるみたいです。
ですのでレックビューを活用して、『補正すればいいや』とは考えずに、
『一番いいデータを作ろう』と言うのが一番だと思います(^-^)!
 ヒストグラムをキッチリと読む事が出来られるのでしたら、
それを活かされてもいいですよね(^-^)。


タイトルRe^2: 色と明るさ、ヒストグラム
記事No: 7877
投稿日: 2003/12/08(Mon) 19:19
投稿者USHI

--> 香織淳士 さん

レス、ありがとうございました。
分かりました。RGBごとのデータの削り取り、きっぱりやめました。
コントラストが強くなり、一見良さそうなのですが、どうも蛍光ペンのような色になって困っていました。

ボディー液晶で画質が判断できるとはすごい技ですね。鼻からあきらめて、プレイバックを楽しむ以外にほとんど点けたことがありませんでした。今度、トライしてみます。でも、1Dでは無理かな。

> --> USHI さん
>
>  個人的には、ボディーの液晶モニターの癖を極めた上でのお話ですが、
> 撮影時点で最も見た目に近い色を得ておくのが、
> (個人的な経験の範囲で言えば)いつでも最良の結果でした。
> 明るい被写体なら多分ヒストグラムは明るい方に寄るでしょうし、
> 暗い被写体なら逆になるんでしょうけれども、
> 今まで一度も(苦笑、一度もだったりします)、
> 10Dでヒストグラムを気にした事はございません(大汗)。
>  実を言うとコンパクトデジカメでヒストグラムを参考にしようとしたら、
> ヒストグラム表示が荒過ぎるせいか、
> 全然ヒストグラムから来るイメージと撮影状況が一致しなかったんですよね。
> それ以来ヒストグラムを見る習慣が無くなってしまいましたもので、
> EOSデジタルではヒストグラムも役に立つのかも知れませんが、
> 『レックビューを参考にするので充分』と言うのは間違いないと思います。
>  10Dでの例ですが、液晶を適切に覗く為のツールを、
> 家のホームページに写真付きでアップしていますので、
> 一度同様の物を自作されてみてはどうでしょうか?
>  露出を大きく外したデータを元にした場合は、
> 色調がズレ易いですし、発色がダルになったりきつくなったりしやすいですし、
> ノイズが乗り易いです。
> 撮影ミスのカバーを別にすれば、初めにそういう撮影を選択肢に入れるのは、
> 適切ではないと言えるでしょう。
>
> > そういえば、わたくし、レタッチの前には必ずレベル補正でデータの無いところを無条件で削ってしまうのですが、これって悪癖でしょうか?
>
>  これは悪癖であると断言出来ると思います(苦笑)。
> 特にRGBそれぞれで極端にデータの無い領域の範囲がズレている場合には、
> カラーバランスの崩れの原因になりますよ。
>  やはりプレビュー画像を見ながら、『あっ、これが最適かな?』ということを、
> 意識しながらカットされた方が宜しいかと存じます。
> そもそも一見データが無いように見えても、
> ヒストグラムには表れない程度のデータが隠れているのかもしれませんし。
>  私もレベル補正を初めてRGB別で扱った時は、
> 両端の何も無い領域は要らないのかと勘違いしていましたが、
> やってみるとどうしてもバランスが取れなくなり、改心致しました(笑)。
>  何にしても、データの補正量が最小限になるように撮影するのが、
> 一番発色も良く、バランスもいい画面が得られるみたいです。
> ですのでレックビューを活用して、『補正すればいいや』とは考えずに、
> 『一番いいデータを作ろう』と言うのが一番だと思います(^-^)!
>  ヒストグラムをキッチリと読む事が出来られるのでしたら、
> それを活かされてもいいですよね(^-^)。


タイトルRe: 色と明るさ、ヒストグラム
記事No: 7876
投稿日: 2003/12/08(Mon) 18:50
投稿者roman
URLhttp://www.wepkyoto.co.jp/roman/

--> USHI さん

あのー、被写体はどの様なものなのでしょうか。
おっしゃる絵が想像できないもので…。
画像をアップして頂けないでしょうか。

デジタルの撮影は白トビさせるとどうしようもないので
特にレタッチ前提の撮影は
基本的に一番明るい部分が飛ばない様に露出を決定します。
カメラ側の設定も彩度、コントラスト、シャープネスを最弱にします。
ですから撮りっぱなしの画像は暗い感じがすると思います。
逆に言えばバランスの良い絵づくりをレタッチで追い込む場合
(特にAPS-CサイズのCCDまたはCMOSの場合は)
少し暗い目でネムい画像からでないとバランスの良い絵は作れません。

ヒストグラムの山に関しては、意図する絵づくりや撮り方(光の反射や影)によって
影響されますから、私の場合はとりあえず真ん中に収まっていればOKです。

それとレベル補正はトーンカーブで同じ事ができますから
なるだけトーンカーブだけで基本的なレタッチをされた方が
レンジとカラーバランスの両方が同時に確認できていいと思いますよ。


タイトルRe^2: 色と明るさ、ヒストグラム
記事No: 7879
投稿日: 2003/12/08(Mon) 20:04
投稿者USHI

--> roman さん

レスありがとうございます。
先日は色問題でいろいろとご教示いただきありがとうございました。おかげさまでほとんど解決いたしました。
今度もお世話になります。

ことの発端は、露出ブランケットで撮ったもので、どれを選ぶかに困っての投稿でした。対象は、今回は紅葉の葉っぱでしたが、その他の対象でも同様な経験が多々あります。

白飛びについては、10D、1Dは、露出はかなり暗めに出て、と言うか、撮りっぱなしでもハイライトがサチらない正確な露出で、重宝しています。そこにAEBをすると、だいたい、a)サチらない、b)ちょっとサチる、c)ぐっとヒストの上に隙間が空く、と言う3枚が撮れます。

あまりいい例ではないのですが、サンプルの方に2枚アップしてみました。これらを開くと、私としては、暗めの方をレタッチした方が良くなりそうな気がします。しかし、ヒストグラムを見ると、明るい方がデータが豊かなように見えます。ただし、アップした例では、明るい方はぶれが大きく細部が消失しているところが悪い印象を与えているだけかもしれません。

このぶれピンぼけは別にして、同様な場面がよくありますので、ご教授いただければと思います。ディスクが満杯で、また、どうせ残しても絶対使わないので、不要なものは削除の方向で整理しております。さて、どちらを残したらいいでしょうか? ぱっと見には明るすぎるけど、サッチってないのを残すか、データの幅は狭いけど見た目に近い方を残すのか・・・


> --> USHI さん
>
> あのー、被写体はどの様なものなのでしょうか。
> おっしゃる絵が想像できないもので…。
> 画像をアップして頂けないでしょうか。
>
> デジタルの撮影は白トビさせるとどうしようもないので
> 特にレタッチ前提の撮影は
> 基本的に一番明るい部分が飛ばない様に露出を決定します。
> カメラ側の設定も彩度、コントラスト、シャープネスを最弱にします。
> ですから撮りっぱなしの画像は暗い感じがすると思います。
> 逆に言えばバランスの良い絵づくりをレタッチで追い込む場合
> (特にAPS-CサイズのCCDまたはCMOSの場合は)
> 少し暗い目でネムい画像からでないとバランスの良い絵は作れません。
>
> ヒストグラムの山に関しては、意図する絵づくりや撮り方(光の反射や影)によって
> 影響されますから、私の場合はとりあえず真ん中に収まっていればOKです。
>
> それとレベル補正はトーンカーブで同じ事ができますから
> なるだけトーンカーブだけで基本的なレタッチをされた方が
> レンジとカラーバランスの両方が同時に確認できていいと思いますよ。


タイトルRe^3: 色と明るさ、ヒストグラム
記事No: 7888
投稿日: 2003/12/08(Mon) 23:13
投稿者roman
URLhttp://www.wepkyoto.co.jp/roman/

--> USHI さん

明るい方、暗い方、レタッチされたもの、拝見いたしました。
明るい、暗い、どちらも飛ばず、つぶれず、葉の表面のディティールも
残っているので、ちょっと私もやってみましたが、ほぼ同じ結果になりました。
ただ KOUJI さんもおっしゃる様に暗い方が少しやりやすいかな。

レタッチされた画像についてですが、全体が少し黄色っぽいので
コレクション処理(特定色域の色相、彩度、明度のコントロール
=photoshopの色相・彩度で出来ます)で黄色以外の色(赤や緑)を
少しだけ強調され、また中央の飽和気味のマゼンダっぽい部分の彩度を落とされると
全体としてバランスの良い配色になると思います。
また若干ハイキーな印象がありますので、ミッド〜ディープシャドーの
面積を多くされると、ぐっと締まった印象になります。

この辺は撮影者の判断によりますが、デジタルならではの
自由な表現が出来る部分なので、難しい反面、
意図通りに仕上がった時の喜びは、苦労した甲斐があるというものです。

がんばってください。


タイトルRe^4: 色と明るさ、ヒストグラム
記事No: 7898
投稿日: 2003/12/09(Tue) 09:35
投稿者USHI

--> roman さん
わざわざレタッチ検証までしていただきありがとうございました。
レタッチしたものの黄色、ハイキーは、ちょっと気になっていたところでした。再度言われたとおりにやってみようと思います。

これまでずっとjpg撮りっぱなしでしたけど、以前ご指導いただいた色問題以来RAWからのレタッチを始め、とても大変だけどとても面白いことがだんだん分かり始めてきました。

いろいろとありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。

> --> USHI さん
>
> 明るい方、暗い方、レタッチされたもの、拝見いたしました。
> 明るい、暗い、どちらも飛ばず、つぶれず、葉の表面のディティールも
> 残っているので、ちょっと私もやってみましたが、ほぼ同じ結果になりました。
> ただ KOUJI さんもおっしゃる様に暗い方が少しやりやすいかな。
>
> レタッチされた画像についてですが、全体が少し黄色っぽいので
> コレクション処理(特定色域の色相、彩度、明度のコントロール
> =photoshopの色相・彩度で出来ます)で黄色以外の色(赤や緑)を
> 少しだけ強調され、また中央の飽和気味のマゼンダっぽい部分の彩度を落とされると
> 全体としてバランスの良い配色になると思います。
> また若干ハイキーな印象がありますので、ミッド〜ディープシャドーの
> 面積を多くされると、ぐっと締まった印象になります。
>
> この辺は撮影者の判断によりますが、デジタルならではの
> 自由な表現が出来る部分なので、難しい反面、
> 意図通りに仕上がった時の喜びは、苦労した甲斐があるというものです。
>
> がんばってください。


タイトルRe: 色と明るさ、ヒストグラム
記事No: 7880
投稿日: 2003/12/08(Mon) 20:04
投稿者こまったちゃん!

--> USHI さん

> さて、レタッチを前提とすると、やはりヒストグラム重視で撮るべきなのでしょうか?

 はい。階調性を重視するならヒストグラムが真ん中に来るのがベスト。あとで明るさの山を調整します。

>  だとすると、白茶けた黄色は、トーンカーブ等の操作で見た目と同じにすることができるのでしょうか? 何だか見た目が近い方がしまりがあると思ってしまうのは、単なる勘違いでしょうか?

 私の考えですと、RGB全体のトーンカーブをいじっても、色は変わらず明るさのみが変わるはずです。
 色を変えたいのなら、FVUで色温色を調整、もしくは現像後であればPhotoshop等でカラーバランスや、色相を使って決まった色のみを好みに調整します。トーンカーブで色を変えたいのならR、G、Bの一色づつ調整して色を変える必要があると思います。

> もっと単純化すると、たとえば、輝度範囲の狭い黄色があって、これを様々な露出で撮影してヒストグラムの山をどこに持ってきても、レタッチで同じ色に戻すことはできるのでしょうか?

 ある程度可能だと思います。ただし、露出のずれた物は、調整をすることでノイズが目立ち始めるはず。適切な露出で撮るのが基本では?


タイトルRe^2: 色と明るさ、ヒストグラム
記事No: 7881
投稿日: 2003/12/08(Mon) 20:22
投稿者USHI

--> こまったちゃん! さん

レス、ありがとうございます。

>  ある程度可能だと思います。ただし、露出のずれた物は、調整をすることでノイズが目立ち始めるはず。適切な露出で撮るのが基本では?

「適切な露出」というのは、すなわち「ヒストの真ん中に山がある」と言うことになるのでしょうか?

デジタルの明るさというのが今ひとつ理解できていません。
たとえばローキーとは、すなわちヒストの右側に何もないとうこと??

デジタル録音でも同じ問題(向こうはどうしようもないので問題にならない、できない?)がありますね。小さい音は有効ビット数が少なくなると言う件です。同様に、件のローキー画像では、せっかくの256階調がもったいない気がします。

一方、トーンカーブ調整職人技でハイ、ロー側を薄皮饅頭のようにのばしてトーンを残しながら明るさを調整すると言うことが可能なのだろうか、とも勝手に妄想しています。これが正しければ、どんな明るい被写体もどんな暗い被写体も、撮りっぱなしの見た目は全く関係なく、ヒストにきれいに山が入ったのがもっともいい素材と言うことになります。

いったいわたくしはどのように撮ったらよろしいのでしょうか。
どなたか、この悶々煩悩を一刀両断断ち切ってください。


タイトルRe^3: 色と明るさ、ヒストグラム
記事No: 7884
投稿日: 2003/12/08(Mon) 21:13
投稿者こまったちゃん!

--> USHI さん

>> >  ある程度可能だと思います。ただし、露出のずれた物は、調整をすることでノイズが目立ち始めるはず。適切な露出で撮るのが基本では?
>
> 「適切な露出」というのは、すなわち「ヒストの真ん中に山がある」と言うことになるのでしょうか?

 あいまいな表現ですみません。
 「適切な露出」とはヒストグラムの真ん中と言う事ではなく、白とび、暗部のつぶれが最小限になるようにと言う意味です。ただし、経験則では暗部のつぶれに関しては最大−2アンダーでも救済できる場合があるようです。

> 一方、トーンカーブ調整職人技でハイ、ロー側を薄皮饅頭のようにのばしてトーンを残しながら明るさを調整すると言うことが可能なのだろうか、とも勝手に妄想しています。これが正しければ、どんな明るい被写体もどんな暗い被写体も、撮りっぱなしの見た目は全く関係なく、ヒストにきれいに山が入ったのがもっともいい素材と言うことになります。

 その通りです。
 ただし、即効性と言う点では10D、KissDにおける、DIGICはとても優秀で、見た目どおりの色を再現してくれていると思います。反面、1Dシリーズよりは飽和が起こりやすいと言った傾向が見られると感じています。
 デジタルでは銀塩写真より飽和状態に陥りやすいようなので(解像度、より拡大して見る事ができると言う点において)、AEBでプラマイ2程度の複数枚撮影した階調データが必要となる場合があり、全てを合成する事で階調を満足できるシチュエーションもあるのではないかと考えています。ただし、これほどまで階調データを必要とするのは、かなり得意なケースと考えられます。

 今回質問で注意していただきたいのは、デジカメのヒストグラムはRGBデーターを白黒に置き換えたようなもの、FVU及びPhotoshopはそれ以外にカラーに置き換えた場合も調整が可能であると言えるのではないでしょうか。

 つまり、色は色としての調整が必要、一方カラーを白黒に置き換えたイメージにおいて、飽和状態を出来るだけ避ける事と言った、二つの要素をごっちゃに考えないようにする必要があると思います。

> いったいわたくしはどのように撮ったらよろしいのでしょうか。
> どなたか、この悶々煩悩を一刀両断断ち切ってください。

 被写体によって、もしくはシチュエーションによって、階調性、色再現性、即効性をそれぞれどれを優先するのか、またはどの程度バランスを重視するのか、自分で決めれば良いと思います。


タイトル追記
記事No: 7882
投稿日: 2003/12/08(Mon) 20:25
投稿者こまったちゃん!

露出に関しては私よりromanさんの方が適切に説明されていると思います。

あと付け足すとすれば、シャッターを押す瞬間に構図のどこに露出を合わせるか(出来れば正確にAFフレームで)明確にしておく必要があり、それに適した測光モードを使っている事が必要かと思います。


タイトルRe: 色と明るさ、ヒストグラム
記事No: 7883
投稿日: 2003/12/08(Mon) 21:03
投稿者KOUJI

> さて、レタッチを前提とすると、やはりヒストグラム重視で撮るべきなのでしょうか? だとすると、白茶けた黄色は、トーンカーブ等の操作で見た目と同じにすることができるのでしょうか? 何だか見た目が近い方がしまりがあると思ってしまうのは、単なる勘違いでしょうか?

画像を見て補正してみた感じでは(個人的には)611の方が補正しやすかった
ですが、サンプルの画像程度に色が残っていれば、時間をかければ同じような
色調に持っていくことはできると思います。
でも、補正すればするほど劣化するので、明るくて色がないくらいなら暗くて
も色の情報が多い方がいいと思います。(減らすより増やす方が難しいです)


タイトルRe^2: 色と明るさ、ヒストグラム
記事No: 7896
投稿日: 2003/12/09(Tue) 09:13
投稿者USHI

--> KOUJI さん

わざわざ検証までしていただきありがとうございました。
やっぱり色と明るさ(輝度?)は無関係ではないようですね。
理想的には色の種類と輝度は独立だと思っていたのですが。
つまり、RGBの比率を保ちながらそれぞれの大きさを小さくしていくと、同じ色のまま暗くなるのでは、と思っていたのですが。
現状では、ある程度は画面で見ていい色に見えることが必要なのでしょうか。
何となくもやもやが吹っ切れました。
ありがとうございました。


> 画像を見て補正してみた感じでは(個人的には)611の方が補正しやすかった
> ですが、サンプルの画像程度に色が残っていれば、時間をかければ同じような
> 色調に持っていくことはできると思います。
> でも、補正すればするほど劣化するので、明るくて色がないくらいなら暗くて
> も色の情報が多い方がいいと思います。(減らすより増やす方が難しいです)


タイトルRe^3: 色と明るさ、ヒストグラム
記事No: 7904
投稿日: 2003/12/09(Tue) 12:08
投稿者KOUJI

あくまで理論上ですが。
色は「彩度」「明度」「色相」でなりたっています。
字のまま、彩度=鮮やかさ、明度=明るさ、色相=色味ということになります。

例えば、
・画像がなんとなく赤や青に色カブリしている=色相がずれている
・全体にくすんだ感じがする=彩度が低い
・光量が足りなくて暗い=明度が足りない
などのことが考えられます。たいていの場合はこれらのことが複合されています
ので、適性ではなくなっている主な原因を見極める必要があるのですが、そのポ
イントを掴んで解消するだけでほぼ適性な状態まで持っていくことができ、あと
は微妙な色カブリなどの細かい色調補正だけで画像劣化を最小限に抑えて自然な
感じに仕上げることができます。

ヒストグラムは画像に含まれる色の分布図で、256階調のうちのどの部分に色が
多く含まれているかをグラフ化したものです。被写体にもよるので一慨にはいえ
ませんが、どちらかに偏ったグラフになっている、または両サイドに空白がある
=階調再現に利用できる色域全体を使わないで階調表現している=256階調以下
=階調が豊かではない(あくまでも画像によります)ということになります。
Photoshopのレベル補正のヒストグラムの下にある▲△は黒い三角がシャドウ側
白い三角ハイライト側で、611の画像ではグラフ全体がシャドウ側に寄っている
ので全体的に暗くなっている、612は両サイドに空白があり最暗部が再現できる
最も暗い色よりも明るい位置に存在してしまっているので全体的に白っぽく見え
る画像(いわゆるネムイ画像?)ということになります。

この場合、色調補正するには2つの方法があり、トーンカーブを使って画像の持つ
階調幅をそのまま(色の分布範囲を変更しない)で階調の中の色の分布状態を変更
する方法と、レベル補正で圧縮された階調を利用できる階調幅(256階調)に伸ば
す=ヒストグラムで分布のないところを削って階調を引き伸ばすという方法があり
ます。後者の場合は画像の持つ階調幅を無理やり256階調に引き伸ばすので、それ
だけの色情報が存在していないと色の分布が歯抜け状態=トーンジャンプというこ
とになってしまいます。トーンジャンプ=ある階調域に色がないということですの
で、そのようになってしまった画像は補正しきれない可能性があるということです。

どちらの方法がベストかは、画像のデータの状態や被写体などによって異なってく
るのでトライ&エラーしかないのですが、ヒストグラムを変更するような場合は8ビ
ットではなく16ビットを使うことでデータの最小単位を小さい状態で補正すること
で、画像の劣化を最小限に抑えることができます。
なぜ611の方が補正しやすかったかというと、611の方が色情報が多かったという結
論に変わりはなのですが、その違いはレベル補正機能のヒストグラムに出ているので
見てみるといいかもしれません。レベル補正機能のヒストグラムで2つできている山
の左側の高さの違い(色数の違い)が補正のしやすさの違いになっていて、色数が多
い方が補正しやすいという結論になります。


タイトルRe^4: 色と明るさ、ヒストグラム
記事No: 7906
投稿日: 2003/12/09(Tue) 12:38
投稿者KOUJI

>612は両サイドに空白があり最暗部が再現できる
>最も暗い色よりも明るい位置に存在してしまっているので全体的に白っぽく見え
>る画像(いわゆるネムイ画像?)ということになります。

これ、間違いです。すいません。
612はシャドウ側に分布されている色が少ないから明るく見える。
というのが正しいです。


タイトルちょっと訂正させて頂きます
記事No: 7941
投稿日: 2003/12/11(Thu) 11:24
投稿者カラーコディネーター

--> KOUJI さん

誤解を招く表現があるので、補足させて頂きます。
色の見えは、あくまで、光の(各波長の)反射率で成り立っています。
下記であげられている、色相/明度/彩度はあくまで、色を「表現」(=相手に伝える)為の「一つの方法」でしかありません。色が成り立っているわけではありません。
ご存知かと思いますが、色を伝える方法には下記3つに大別できます。
そして、表現できる色数も1<2<3となります。
1.色名方式(ローズレッド、ターコイズブルーなどの色名など)
2.3属性方式(色相/明度/彩度や色相/トーンなど)
3.3原色方式(XYZ表色系やL*a*b*表色系)

Photoshopなどの画像レタッチでは、2の3属性方式でいじるのが一般的だと思いますが、理論的にはL*a*b*のほうが、色表現域が広いのです。

> あくまで理論上ですが。
> 色は「彩度」「明度」「色相」でなりたっています。
> 字のまま、彩度=鮮やかさ、明度=明るさ、色相=色味ということになります。


タイトルRe: 色と明るさ、ヒストグラム
記事No: 7912
投稿日: 2003/12/09(Tue) 21:45
投稿者N.O

--> USHI さん、はじめまして。

> そこで、画像を見た目に合わせるために露出を短くすると、ヒストグ
> ラムの下端が飽和して、また、上端に大きな余裕ができてしまうとし
> ます。

この部分がよくわからないのですが、見た目がカメラのモニタ画像なら
信用できませんので、適切な露出になっているかどうかはやはりヒスト
グラムで確認した方がよいでしょう。「下端が飽和して」というのは、
シャドウ部がつぶれている状態ですので、できるだけシャドウ側、ハイ
エストライト側が切れないように露出を決定すべきです。

カメラのヒストグラム表示は全チャンネルコントラストですので、黄色
や黒い色、白い色等特定色が大部分といった画像では、色によってシャド
ウ側、またはハイライト側に偏った分布になります。しかし、画像に占め
る大部分の色によって適正な偏り方がありますので、それを知ってる前提
でヒストグラムが適正かどうか判断しなくてはならないでしょう。

> さて、レタッチを前提とすると、やはりヒストグラム重視で撮るべき
> なのでしょうか? だとすると、白茶けた黄色は、トーンカーブ等の
> 操作で見た目と同じにすることができるのでしょうか? 何だか見た
> 目が近い方がしまりがあると思ってしまうのは、単なる勘違いでしょう
> か?

上に書いたとおり、ヒストグラムを確認することが肝要なんですが、どん
な被写体でもヒストグラムの山が真ん中に来るように露出をすることは
間違いです。たとえば、サンプル掲示板622の画像は明らかに露出オーバ
ですね。

> もっと単純化すると、たとえば、輝度範囲の狭い黄色があって、これを
> 様々な露出で撮影してヒストグラムの山をどこに持ってきても、レタッ
> チで同じ色に戻すことはできるのでしょうか?

ダイナミックレンジ内にカラー情報が切れずに入っていれば、ある程度は
適正な輝度分布に補正できると思います。

参考までに、611/622の画像をちょっとレタッチして同じような画像に
なるようにしてみました。いずれの画像も210階調程度しかない、同系色
が全体を占める画像でした。カラースペースがAdobeRGBでしたので、レ
タッチもAdobeRGBで行い、出力JPEGにもプロファイルを埋め込んであり
ます。AdobeRGBカラースペースでご確認ください。時間がなかったので、
全チャンネルコントラストでトーンカーブでのみ調整してみましたが、
各チャンネル別に調整すればお好みの画像に仕上げることもできるかも
しれません。レタッチ時のヒストグラムをキャプチャーして貼り付けて
いますが、レベル調整でもトーンカーブ調整でも櫛形のトーンジャンプ
は発生します。16ビットモードでレタッチして、8ビットに変換すると
幾分トーンジャンプが平滑化されます。

> そういえば、わたくし、レタッチの前には必ずレベル補正でデータの
> 無いところを無条件で削ってしまうのですが、これって悪癖でしょう
> か?

悪癖ではありません。
カラー分布の偏りをまず調整するのはレタッチの基本です。レベル調整
の方がトーンカーブ調整よりも簡単ですし、レタッチに慣れないうちは
トーンカーブで調整しようとしても、妙にコントラストが高くなってし
まったり平坦な画像になったりします。

ただし、注意しないといけないのは、RGBの合成(コントラスト)でだけ
両端を切りつめると、各色でわずかにカラー情報が残っているのも切り
つめることがありますので、確認してから調整した方がよいでしょう。

なお、RGB各チャンネル別にレベル調整するのは、カラーバランスを本当
によく確認しながらでないと難しいです。RGB全チャンネルのままで調整
すればカラーバランスは保たれたままですので、細かい調整はできませ
んが比較的失敗はないでしょう。


タイトルRe^2: 色と明るさ、ヒストグラム
記事No: 7923
投稿日: 2003/12/10(Wed) 18:49
投稿者USHI

--> N.O さん、はじめまして。

レタッチしていただいた上に画像までアップしていただきありがとうございました。とても参考になります。今、ThinkPadで色がよく分からないので帰ってモニターでじっくり勉強させていただこうと思います。

やっぱりromanさんがおっしゃっていたように、私のレタッチはハイキーのようですね。その辺の勘案、とても難しいです。

> 「下端が飽和して」というのは、
> シャドウ部がつぶれている状態ですので、できるだけシャドウ側、ハイ
> エストライト側が切れないように露出を決定すべきです。

元画のヒストグラムを見ると、暗い方の輝度レベルは45〜162、明るい方は11〜219と出ます。両方とも、ハイ、ロー側は飽和しておらず、明るい方は暗い方の山を横にのばしたような形になっています。これだけからすると、両方とも飽和が無いという点では合格で、比較すれば明るい方の方がデータが豊富と言えるのかと思うのですが、この辺の解釈は間違っているのでしょうか? 画を見ると、確かに露出オーバーに見えます。

露出ブラケットをすると、このような状況によく合い、どちらを捨てるか迷ってしまいます。見た目には(残すのは)暗い方、ヒストグラムからは明るい方では? と思ってしまいます。

> カラースペースがAdobeRGBでしたので、

元画は1DのjpgFL撮りっぱなしです。確かカラースペースは入っていない(Exifにはマトリックス3(sRGB)とあります)と思ったのですが。

> レタッチ時のヒストグラムをキャプチャーして貼り付けていますが

とても参考になります。ありがとうございます。

> カラー分布の偏りをまず調整するのはレタッチの基本です。

これまでは、データのないところをRGBごとに容赦なく捨てていて、ときたま蛍光色のような色になるので困っていました。最近はむやみにやらないようにしています。が、色かぶりがきれいに取れることもあり、これから身につけようと思っています。

いろいろと詳しいご説明、ありがとうございました。


タイトルRe^3: 色と明るさ、ヒストグラム
記事No: 7924
投稿日: 2003/12/10(Wed) 19:39
投稿者N.O

--> USHI さん

> > カラースペースがAdobeRGBでしたので、
>
> 元画は1DのjpgFL撮りっぱなしです。確かカラースペースは入っていない(Exifにはマトリックス3(sRGB)とあります)と思ったのですが。

あれれ?カラースペースを変換しなくちゃと思って確認したのですが、
Photoshop ver 7.0.1を使っていますが、勘違いしていたかな?

> 露出ブラケットをすると、このような状況によく合い、どちらを捨
> てるか迷ってしまいます。見た目には(残すのは)暗い方、ヒスト
> グラムからは明るい方では? と思ってしまいます。

AEBですと、露出を変えますのでサンプルのようなダイナミックレンジが
狭いカラー範囲ですと、山がシャドウ側またはハイライト側の左右に偏る
結果になりますね。適正露出ですと、サンプルの場合はシャドウ側に寄っ
たヒストグラムの山になると思いますが。

トーンカーブを調整した後のヒストグラムを見ていただければ、いずれも
山がシャドウ側に寄って切れない状態になっていると思います。

レベル補正でのコツではないのですが、デジタルですとポジよりもさらに
露出が厳密なことと、ハイライト側は切れちゃうと救いようがない性格か
ら、シャドウ側はレベル補正で調整しても普通は問題がない場合が多いで
す。ハイライト側は色がなくとも残しておいた方が良い場合が多いように
思います。

ただし、朝霧(朝靄)等の風景や全体に意図的に露出オーバーにした撮影
では、シャドウ側も山がない状態(今回の611/612サンプルと同様な形)
になりますが、シャドウ側をレベル補正するとコントラストがあがってし
まいますので、意図した作画とは違ってしまいますので注意が必要かもし
れませんね。