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[No.30468] 読書の秋と言う訳じゃありませんが・・ 投稿者:夏季厳禁  投稿日:2007/11/12(Mon) 10:35

 eosの話題とは言えませんが。日頃からこの掲示板を利用して知識や情報利用させて
いただいている者です。諸先輩方には感謝いたします。webなどでさまざまな知識や
情報を集めているのですが、それとは別に本を読むこともします。そこでですが
 皆さんが、読んだ本の中で自分の撮影スタイルや方向性などを決めるのにとても
参考になった。写真を楽しむのにとても役に立った(糧になった?)などの本を探して
おります。
 
 技術(写真技法、機械的な技術)、新製品情報は情報誌等では得ることができるのですが地元の本屋さんに写真に関する本は少なく。アマゾン等の通販では手にとって見る
事もままならないので。個人的に面白かったで構わないので教えて下さい。
ジャンルは問いません。

私は、アマチュアの下手な部類の野鳥趣味です。ものすごく雑談ですね(笑)


[No.30469] Re: 読書の秋と言う訳じゃありませんが・・ 投稿者:横町の隠居  投稿日:2007/11/12(Mon) 11:43

≫ 夏季厳禁 さん

古い本ですが、新藤健一の「写真のワナ」徳山喜雄の「フォトジャーナリズム」などは
写真と報道の関係が(裏側も含め)読み取れる本です。機材フェチ向けの本ではないですが。


[No.30470] Re: 読書の秋と言う訳じゃありませんが・・ 投稿者:夏季厳禁  投稿日:2007/11/12(Mon) 12:08

≫ 横町の隠居 さん

> 古い本ですが、新藤健一の「写真のワナ」徳山喜雄の「フォトジャーナリズム」などは
> 写真と報道の関係が(裏側も含め)読み取れる本です。機材フェチ向けの本ではないですが。

ご紹介いただきありがとうございます。
「写真のワナ」は面白そうですね。私はアマチュアですしかも1眼3年目なので、自分の考えって言うほどのものは無いのでどんなジャンルでもOKです。機材等より腕と心が
素人なので(苦笑)レンズ一本で10冊は本は買えますしアマゾンで取り寄せてみます。


[No.30472] Re: 読書の秋と言う訳じゃありませんが・・ 投稿者:S&L  投稿日:2007/11/12(Mon) 12:29

≫ 夏季厳禁 さん

「ウォーカー・エヴァンス・アット・ワーク 」Thomson, Jerry L.著
などはどうでしょうか?
この写真家に影響を受けなかった人はいないくらいの有名な人です。
かの荒木氏も公言しています。
僕がいちばん好きな写真家です。

これは日本語の翻訳はないので、原版になりますが、彼がアメリカの大学で教鞭をとっていたときに生徒に話した内容をもとにまとめたものです。写真の内容はもちろん素晴らしいです。

本屋の紹介によると、
「一枚の著名な写真を生み出すためにウォーカー・エヴァンスが切磋琢磨したトライアル&エラーの過程。決定的な1コマのために、レンズやライティングを変えて撮ったいくつもの写真などを収録。」
となっています。


[No.30478] 追加 投稿者:S&L  投稿日:2007/11/12(Mon) 14:44

 名著といえば、やっぱりロバートキャパの「ちょっとピンぼけ」が素晴らしく良い本だと思います。 報道写真家が如何にして業務の遂行の邪魔にならないようにして写真を撮るのか、日常の生活態度はどうでなければならないのか、示唆に富んでいます。決して偉ぶらない態度とユーモアのセンスは見習いたいものです。これは日本語版もあります。中に掲載されている写真も素晴らしいです。
 吉田ルイ子の「ハーレムの熱い日々」も名作の誉れ高いです。女性写真家がまだそんなに居なかった頃の話です。
 浅井慎平の著作も面白いのですが、入手は困難かもしれません。あれば一読をすすめます。これは写真がとても綺麗で、現代のブログスタイルの写真を40年も前に撮影していました。
 最近最も面白いと思ったのが、「うめ版 新明解国語辞典×梅佳代」です。これは写真も文章もすばらしく抜けています。傑作です。

以上の本は、寝ころびながらビールでも飲んで読むには最高だと思いますよ。面白くて止まらなくなること必至です。


[No.30495] Re: 読書の秋と言う訳じゃありませんが・・ 投稿者:自分の意見が無い  投稿日:2007/11/12(Mon) 20:53

> かの荒木氏も公言しています。
> 僕がいちばん好きな写真家です。

S&Lさんがどう感じたかを言ってくださよ。
荒木氏がいいと言ってるから、いいと言ってるだけなんでしょ?


[No.30510] Re: 読書の秋と言う訳じゃありませんが・・ 投稿者:S&L  投稿日:2007/11/13(Tue) 01:52

≫ 自分の意見が無い さん

> 荒木氏がいいと言ってるから、いいと言ってるだけなんでしょ?

 僕はアラーキーの写真というと、あの今から30年くらい前の「写真時代」の大股開きのダーティな写真しか知らなかったので、全然気にも留めてませんでした。
 彼が、エバンスを意識していたというのを知ったのはだいぶ後で、彼の奥さんがまだ元気だった頃(彼女のエッセイはほんとに面白い)、彼女の本の対談形式の会話にあったと思います。確か、「エバンスに凝っていた」みたいな事を言っていたと思います。

と、記憶を頼りに書棚を探したらこれは見つかりました。「東京は秋」という本ですね。本は1984年だそうですから僕が買ったのは再発で1992年です。改めて見るとこの本も「写真は何か」を考えるには良い本ですね。彼はこう言っていました。

(奥さんに向かって)「その頃、アッジェとかエバンスに凝ってたろう。要するに、街のディティールを撮るのが好きなんだよね。(....中間略....)感性というか感覚でディティールとか濃淡を撮る。」

のだそうです。エバンスの写真は確かにそうですね。ディティールが本当に細密です。アラーキーは一頃、プローベルマキナとかペンタ6*7であちこちのスナップを撮影していましたが、エバンスの影響があったとその時初めて知ったわけです。全く似ていない二人の写真ですが、実は意図しているところは同じというのが面白いです。二人とも「心理的」な側面を相当意識してシャッターを押していますが、この雰囲気は見える人には見えて、見えない人には見えないという類のものかもしれません。


[No.30476] Re: 読書の秋と言う訳じゃありませんが・・ 投稿者:横町の隠居  投稿日:2007/11/12(Mon) 13:49

≫ 夏季厳禁 さん

古い本は入手が困難なのですが、案外地方自治体の図書館で蔵書していることがあります。
川崎市の例では、割と写真の蔵書があり 土門拳さんや木村伊兵衛さんの写真集などは何冊もあります。
最近は蔵書のインターネットでの検索や予約も可能な自治体がありますので、図書館から借りるというのも便利です。
日本のフォトジャーナリズムの先駆けとなった名取洋之助さんの写真集など現在では入手がほぼ不可能なものまで、図書館にそろっていたりします。ご参考までに。


[No.30487] Re: 読書の秋と言う訳じゃありませんが・・ 投稿者:夏季厳禁  投稿日:2007/11/12(Mon) 17:50

> 古い本は入手が困難なのですが、案外地方自治体の図書館で蔵書していることがあります。
> 川崎市の例では、割と写真の蔵書があり 土門拳さんや木村伊兵衛さんの写真集などは何冊もあります。
> 最近は蔵書のインターネットでの検索や予約も可能な自治体がありますので、図書館から借りるというのも便利です。
> 日本のフォトジャーナリズムの先駆けとなった名取洋之助さんの写真集など現在では入手がほぼ不可能なものまで、図書館にそろっていたりします。ご参考までに。


>横町の隠居 さん
図書館ですか、学生以来利用したことがないですね(苦笑)どうしても手に入らない時は
利用したいと考えています。まず、入手できそうなものからと考えております。
鳥撮りの際の鳥待ちの間や仕事の合間の休憩の時間、夜寝る前などを利用して
コツコツ読むつもりなので、汚すと大変なのでセルフで購入できるものは買う予定
です。

>S&L さん
いつも、私の知識の及ばない専門的な書き込みに関心しております。半分くらいしか
理解できないときも多いですが(苦笑)
初回から洋書は無理そうなので
「ちょっとピンぼけ」 ロバートキャパ 吉田ルイ子の「ハーレムの熱い日々」
の2つを読んでみたいと思います。アマゾンで売ってるようなので。
ご紹介感謝いたします。


[No.30505] Re: 読書の秋と言う訳じゃありませんが・・ 投稿者:S&L  投稿日:2007/11/12(Mon) 23:37

Re: 読書の秋と言う訳じゃありませんが・・
画像サイズ: 631×525 (48kB)
≫ 夏季厳禁 さん

> 初回から洋書は無理そうなので
> 「ちょっとピンぼけ」 ロバートキャパ 吉田ルイ子の「ハーレムの熱い日々」
> の2つを読んでみたいと思います。アマゾンで売ってるようなので。

そうですね、洋書は読みにくいですからね。
実は、エバンスにはリブロポートから出版されている分厚い翻訳の本もあるのですが、(写真を参照ください。)かえって難解になっていて、もっと読むのに抵抗があります。
ペイパーバックもあるので写真集はいつでも買えると思います。

僕がエバンスを知ったのは今から30年くらい前の学生の頃です。当時、年間購読していたフランスの建築雑誌L'achtcture D'aujourdhuiというのがあるのですが、それの中に小さい小さい写真で紹介されていたのがきっかけです。白黒の小さい写真なのに物凄くパワーがあったんですね。片方のページにはまだ、あまり知られていなかったAldo Rosiの未完のガララテーゼ墓地のエスキスも掲載されていました。どちらも「これは何だ!」と衝撃を受けたものです。(その後、それ以上の驚きのあるものはないような気がします。)

エバンスはアメリカ政府の委託を受け、ディアドルフをかかえて南部の農民の貧困のドキュメントを撮影していました。ところが、出来た写真はドキュメント写真のレベルを遥かに超えたものだったのです。なんというか、アメリカ人の琴線に強烈に響く要素もあるし、人間一般の普遍的な部分にも響くものがあったのです。いちどご覧になることを薦めます。受ける印象は人により全然違うと思うので、「なんだたいしたことないじゃん」という人もいるかもしれません。

ロバート・キャパは、雑誌の名前にも採用されるくらい有名なので特にコメントはありませんが、僕が一番好きな彼の写真は、ヨーロッパ戦線で倒れた兵士を抱きかかえている仲間兵士の写真です。これも衝撃を受けた写真でした。一般的には、「トロッキーの演説写真」や「Dデイ」の写真で有名かと思います。彼のこの本は確か高校時代に何気なく本屋で見つけたものです。文庫本になる前のオリジナルの単行本で文字も写真も版がくたびれていましたが、写真のパワーは凄いものがありました。

吉田ルイ子は、当時名前だけ知っていてどんな写真を撮影しているのかわからなかったのですが、彼女の著作を先に読むことになりました。とても感銘を受けたことが思い出されます。

いま、どちらの本も倉庫に仕舞い込んでいるらしく本棚にはありませんでした。


[No.30491] 四季の鉄道 投稿者:★パリンドローム  投稿日:2007/11/12(Mon) 19:55

≫ 夏季厳禁 さん

第3セクターを旅する、という1992年の本を読んで★パリンドロームは鉄道写真を始めました。
 著者のサイトは
http://www.tetsudoshashin.com/
 今も目標はこの本に掲載された写真です。


[No.30492] Re: 読書の秋と言う訳じゃありませんが・・ 投稿者:雅巳  投稿日:2007/11/12(Mon) 19:58
URL:http://www013.upp.so-net.ne.jp/kmasa/

Re: 読書の秋と言う訳じゃありませんが・・
画像サイズ: 900×600 (190kB)
≫ 夏季厳禁 さん

 本屋さんに並んだ写真関係の参考書は、ほとんど買っています。
その中で内容が良いと感じた添付写真の3冊を紹介します。(3冊ともAmazonでも売っています。)


[No.30494] Re: 読書の秋と言う訳じゃありませんが・・ 投稿者:デジカメ  投稿日:2007/11/12(Mon) 20:34

≫ 夏季厳禁 さん

Canon EOS-1D MarkIII 完全ガイド(ISBN:978-4-8443-2476-8)

この手の本は、たいていは立ち読みだけして買わないのですが、立ち読みをしていたところ「浅尾美和選手 がレシーブしているところの写真」がものすごく気に入ったため、つい買ってしまいました。ミーハー(^_^;

でも、種目は違っていても、僕が日々目指している写真も、そういう一瞬を捉える写真です。


[No.30499] Re: 読書の秋と言う訳じゃありませんが・・ 投稿者:らんせ  投稿日:2007/11/12(Mon) 23:03

≫ 夏季厳禁 さん

>  皆さんが、読んだ本の中で自分の撮影スタイルや方向性などを決めるのにとても
> 参考になった。写真を楽しむのにとても役に立った(糧になった?)などの本を探して
> おります。

軽くいつでも読めるってなると定番はエイ出版社の文庫本シリーズはどうでしょうか?

http://www.ei-publishing.co.jp/bunko_list06.html

定番のハーフサイズカメラ遊楽あたりを読むと、無為なスペック競争より撮る楽しさを思い出させてくれます。
特にハーフ版はデジタルに通じるものがあると思うんですよね。

簡易で安くたくさん撮れるみたいな(^^;

同シリーズにニコンFシリーズやライカ、ペンタックス、キヤノン、オリンパス等々歴代のフラグシップ達の歴史書みたいなものもありますがこの本は違うんですよね。

伝説にならないような機種ほど魅力的に感じると言うか、無いものねだりで理想のカメラを語るより今あるカメラで何か撮ろうという気持ちにさせてくれる本のように感じました。


[No.30502] 映画も如何? 投稿者:mattn*  投稿日:2007/11/12(Mon) 23:14

≫ 夏季厳禁 さん

>  皆さんが、読んだ本の中で自分の撮影スタイルや方向性などを決めるのにとても
> 参考になった。写真を楽しむのにとても役に立った(糧になった?)などの本を探して
> おります。

本では無いのですが
サム・メンデス監督でトム・ハンクス主演(ポール・ニューマン助演!。。いや客演かな
他にもジュード・ロウ、それと今や「007」で主演のダニエル・クレイグが
最悪な奴役で出演。)の映画「Road To Perdition」を個人的には超お勧めしたいです。
この映画の撮影監督・故コンラッド・L・ホールが最高です。
とにかく、映画のどの場面ひとつとっても、
そのままポストカードとかのスチール(still)写真に起こせてしまえるような
非常に秀逸で隙の無いフレーミング。
このフレーミング・センスに少しでも近づきたいと常々思っています。


[No.30513] Re: 映画も如何? 投稿者:   投稿日:2007/11/13(Tue) 05:02
URL:http://schale.exblog.jp/

≫ mattn* さん

> >  皆さんが、読んだ本の中で自分の撮影スタイルや方向性などを決めるのにとても
> > 参考になった。写真を楽しむのにとても役に立った(糧になった?)などの本を探して
> > おります。
>
> 本では無いのですが
> サム・メンデス監督でトム・ハンクス主演(ポール・ニューマン助演!。。いや客演かな
> 他にもジュード・ロウ、それと今や「007」で主演のダニエル・クレイグが
> 最悪な奴役で出演。)の映画「Road To Perdition」を個人的には超お勧めしたいです。
> この映画の撮影監督・故コンラッド・L・ホールが最高です。
> とにかく、映画のどの場面ひとつとっても、
> そのままポストカードとかのスチール(still)写真に起こせてしまえるような
> 非常に秀逸で隙の無いフレーミング。
> このフレーミング・センスに少しでも近づきたいと常々思っています。

本とはちがうので恐縮ですが、一番参考にすることが多いのは、ポスター、カレンダーです。
風景で言えば、どの時間帯、どの季節、どのロケーションかいろいろ調べてみます。
特にクライミングや野生動物の写真などは刺激を受けるものが多いですね。
あとは自分のスタイルにあった作家を見つけるのは、確かに有意義ですね。


[No.30514] 昨夜お返事を書いたのに消えていた 投稿者:夏季厳禁  投稿日:2007/11/13(Tue) 12:03

 皆さん、ご紹介くださってありがとうございます。
>S&Lさん 
洋書専門のネット通販サイトも色々あるようですね。和訳本も探してあちらこちら
回ってみます。一度には無理なので少しづつですが。気に入った写真を見つけてみようかと思います。
>パリンドロームさん
鉄道も季節と絡む写真(雪、桜、紅葉)などはすごく好きですね。30年前小学生の頃、鉄道ブームの頃は駅に行ったりしていました。
写真機は当時の自分では高価で高根の花でしたけれど。
>雅巳 さん
写真術が良さそうですね。超望遠がメインの私は風景、スナップを撮るとなんかこう
すごく凡庸で自分で見ていて、絵心が無いなぁとすごく感じます。勉強になりそうな
3冊です。
>デシカメさん
この本は私も持っていますよ。巻頭の特集の部分ですね。MK-3の本ではありますが
別の意味でも楽しめる内容でしたね。
>らんせ さん
このシリーズは知りませんでした。色々趣味性の濃い本があって楽しそうですね。
割と気軽に2.3冊購入できそうです。
>mattn* さん
映画はコンテ、セットなどで情景を作り上げていく技法にも惹かれますね。
総合的な撮影技術の頂点ですね。「Road To Perdition」のセピアカラー的な
絵作りは素敵ですね。
>schale さん
カメラのカタログなんかも見ていて楽しいですね。新機種が出ると一応メーカーや機種に
限らず貰ってきたりしています。ポスターやカレンダーの撮影者って匿名があるので
すべて調べられないですね、ちよっど残念です。

 改めて、皆様にお礼いたします。ご紹介いただきありがとうございました。
少しづつではありますが手に入れて見る予定です。3冊はもう注文しましたが(笑)


[No.30516] Re: 昨夜お返事を書いたのに消えていた 投稿者:S&L  投稿日:2007/11/13(Tue) 12:48

≫ 夏季厳禁 さん

> 少しづつではありますが手に入れて見る予定です。3冊はもう注文しましたが(笑)

感想待ってます。(笑)
良い出会いがありますように。