CANONET さんお返事が遅れました。
だいぶ時間たってしまったので別スレにて失礼します。
> 単に低ノイズといっても、輝度ノイズと色ノイズがあります。
> D80は輝度ノイズにはあまり手をつけず、色ノイズを徹底的に除去するという方策
> がとられたと思いました。これはビデオ機器で使われる常套手段です。
> 人間の目はGreen帯域主体の輝度情報の解像度は高いですが、色情報の解像度は
> 低い、という特質を利用したノイズリダクション手法です。これを称してm2nさんは
> コンデジ並みのNRと言われたのでは。
> 加えて、D80は輝度が低い部分の色情報も、ノイズを減らすためぎりぎりまで抜いた
> 印象です。暗い部分は白黒画像のようになるのではないでしょうか?
ちょっとサンプルを作ってみました。サンプル板に置きましたので見てみてください。
左から順に
1 : 全体になめす
2 : 低周波成分だけなめす
3 : 高周波成分だけなめす
4 : シャドーをなめして色を抜く
5 : オリジナル画像
という処理をしたものです。
1〜4番を比較して見て欲しいのですが、近傍処理だけでできるのは3番あるいは4番のような NR です。
違いとしては漆塗の灰皿入れの黒いところが分かりやすいですが、近傍処理だけでできる NR
(高い周波数の NR) では5-8ピクセル以上距離が離れるようなムラはちゃんと残ります。
2番のように低周波成分を抜いた場合は、チリチリ感が残るので、一見 NR が分かりにくい
場合もありますが、離れた距離のムラが抜け、フラットな印象になります。
CANONET さんのご指摘の NR をすると、たぶん3,4番のような感じだと思うのですが、
今回の D80 のように「ヌメってとしてるなぁ」と感じるときは、だいたい低周波成分まで
抜けてしまっていると思います。
まとめると今回のサンプルについては、D80 は、
(1)シャドーについてはなめして色抜き
(2)高周波数成分は軽く抜く
(3)明部の低周波成分もきっちり抜く
という NR のように見えた、といったところです。
いままでのニコン機は (1)+(2)+α程度だったと思うのですが、
(3) までやってきたのはちょっと意外でした。