--> デジ爺 さん
ローパスフィルタというのが撮像素子の前にある光学式のローバスのことと
して説明してみます。ご参考になれば幸いです。
結論からいうとローバスにより、画像がボケると考えればいいと思います。
シグマのSDを除くほとんどのデジタルカメラの撮像素子は、普通市松模様
のカラーフィルタで画像を捉えます。つまり撮像素子を拡大して見れば、例えば、
GRGRGRGR
BGBGBGBG
のように各色フィルタを通った光を受けるセンサーがならんでいます。
R,G,Bは赤、緑、青のカラーフィルタです。
この時とても鋭い白い光が飛び込んできたとしましょう。これを空間周波数が高いと
いいますが、このときあまりに白い光が小さなスポットにあたると、例えば、撮像
素子の赤にしか当たらない、ということになり、結果として白い点は、赤い点と認識
されてしまいます。これが偽色とかモアレが発生する原因です。
よって、ほどほどにぼかしてあげると、きちんとRGBの市松模様に当たるので偽色
を発生しなくできる、と言うことになります。
本当はもう少し上等なフィルタをする(水平、垂直に分離したりとか)そうですが、
いずれにせよ空間周波数の高い部分をフィルタして取り除く仕事をするのがローバス
フィルタです。
そのあとで撮像素子から得られた情報より、エッジを強調したりして絵作り、ローパス
ボケを出来るだけ補う処理を行う回路やソフトウェアを通り、最終画像が得られるとい
うことになります。
シグマのSDシリーズには、1画素でRGBを分離できるセンサーが搭載されている
そうで、ローパスフィルタを必要としないそうです。