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タイトルフィルターワークについて
記事No: 15913
投稿日: 2005/05/30(Mon) 04:22
投稿者デジカメ未経験者

 初めまして。実はわたし、銀塩歴はそれなりに長いのですが、デジタル一眼は全くの未経験です。そこで諸先輩方々に是非ご教授頂きたいことがあります。

 (自作)スタジオでのポートレート、ブツ撮りをメインにしておりますが、銀塩ではデイライトフィルムを光源に合わせLBB8〜12相当の色温度補正光学フィルターで撮影しています。デジタルでは通常WBあるいはRAWにて現像時に補正すると思うのですが、これは色温度補正光学フィルターを用いるよりWBやRAW現像補正の方がきれいに仕上がるということなのでしょうか!?

 デジタルの場合、多少の補正ならともかくLBB8〜12相当の大きな補正ですとB成分を2〜3段程度持ち上げることになりますので、ダイナミックレンジ的に無理があるんではないかと感じるのですが…。またデジタルではフィルターによる画質低下が大きいとも耳にします。実際両者の画質の違いというのはどんなもんなんでしょうか…!?

 よろしくお願いいたします。


タイトル私の場合は
記事No: 15919
投稿日: 2005/05/30(Mon) 07:07
投稿者Chochi

>デジタルでは通常WBあるいはRAWにて現像時に補正すると思うのです
>が、これは色温度補正光学フィルターを用いるよりWBやRAW現像補正
>の方がきれいに仕上がるということなのでしょうか!?

>またデジタルではフィルターによる画質低下が大きいとも耳にします。

デジタルの場合は、フィルムと違い色温度が可変出来るのでフィルタを
使う必要が以前より無いと考えています。

更にデジタルで、成る可くフィルタを使わない方が良いと言うのは、フ
ィルムより平面性の高いイメージセンサーを使っている為と聞いています。

私は、フィルタを使って撮影もしていますが、それほど問題も出ては
いません。先ず色々テストしてみて下さい。


タイトルRe: 私の場合は
記事No: 15934
投稿日: 2005/05/30(Mon) 21:54
投稿者デジカメ未経験者

 Chochiさん、コメントありがとうございます。

> デジタルの場合は、フィルムと違い色温度が可変出来るのでフィルタを
> 使う必要が以前より無いと考えています。

 わたしにとってデジタルの最大の魅力は撮影時の細かなフィルターワークが不要なことだと感じています。通常フィルターワークも楽しみのひとつなのですが、スタジオでは既に補正データがあるため、機械的な作業に過ぎず、面倒に思っておりました。

> 私は、フィルタを使って撮影もしていますが、それほど問題も出ては
> いません。先ず色々テストしてみて下さい。

 アドバイスありがとうございます。
 フィルターを用いての色温度補正を行われている方もいらっしゃるのですね。もし宜しければ、フィルター使用時とWBあるいはRAW現像補正時の画像の違いなど教授して頂けると嬉しいです。


タイトルRE:フィルターワークについて
記事No: 15926
投稿日: 2005/05/30(Mon) 19:07
投稿者A.SASAKI

 デジタルと銀塩撮影とは、共通する部分も多いのですが、銀塩で培ったテクニックや感覚が通用しない、「全くの別物」の部分も多いです。例えば、光の周波数帯域における感度(感光度)などです。

 フィルターワークも、銀塩で培ったテクニックを無理に使おうとするよりも、「全く別物としてのデジタル撮影」のテクニックを築き上げた方が良いと思います。これはライティングにおいても同じです。


タイトルRe: RE:フィルターワークについて
記事No: 15935
投稿日: 2005/05/30(Mon) 22:07
投稿者デジカメ未経験者

 A.SASAKIさん、コメントありがとうございます。

>  デジタルと銀塩撮影とは、共通する部分も多いのですが、銀塩で培ったテクニックや感覚が通用しない、「全くの別物」の部分も多いです。例えば、光の周波数帯域における感度(感光度)などです。

 おぉ、なるほど、これは勉強になりました。
 今までいくつものフィルムを用いて銘柄によりその分光感度特性や基線スペクトルに対する敏感度のようなものの違いは体感しておりました。「全くの別物」ということは、未知の銘柄のフィルムへの対応とはまた根本的に違った態度で接する必要があるということで宜しいでしょうか。

>  フィルターワークも、銀塩で培ったテクニックを無理に使おうとするよりも、「全く別物としてのデジタル撮影」のテクニックを築き上げた方が良いと思います。これはライティングにおいても同じです。

 ためになるアドバイスありがとうございます。
 僅かながら基礎的な銀塩撮影の知識は有しているものと思っていますので、未だどこがデジタル特有の部分なのかを把握していないため、まずは銀塩撮影の延長として扱っていきたいと思っています。

 ライティングそのものまで変わってくるとは考えておりませんでした。具体的に銀塩だったらこうなっていたところをデジタルではこういう風にすべきみたいなアドバイスはありますでしょうか。よろしくお願いいたします。


タイトルRe: RE:フィルターワークについて
記事No: 15937
投稿日: 2005/05/30(Mon) 22:41
投稿者A.SASAKI

 まず最初に、私は業務用途でブツ撮りを行っていますが、商品撮影のプロフェッショナルではないということをご了承下さい。

>未知の銘柄のフィルムへの対応とはまた根本的に違った態度で接する必要があるということで宜しいでしょうか。

 私はそう思います。銀塩の価値観を引きずっていては、デジタルならではのメリットを見つけにくいからです。それでは仕事になりません。



>具体的に銀塩だったらこうなっていたところをデジタルではこういう風にすべきみたいなアドバイスはありますでしょうか。

 例えば銀塩の場合には影をいかに起こすかに時間を掛けていましたが、デジタルの場合には銀塩とコントラスト(とくに暗部の)が違いますから、影を起こすことにはさほど神経質になる必要はありません。光量も小さくて良いです。スタジオストロボを使う場合には光量可変タイプ(絞れるタイプ)が必要なくらいです。
 逆に白飛びと輪郭出しには気をつけます。色バランスに関しては、RAW+Photoshopで後でどうにかなるので、あまり神経質にならないようにしています。

 とにかく、銀塩とデジタルは別物で比較のしようがありませんから、あとは「自分にとってデジタルのメリットがあるのか?」、「利益につながるのか?」につきると思います。


タイトルRe: RE:フィルターワークについて
記事No: 15948
投稿日: 2005/05/31(Tue) 03:09
投稿者デジカメ未経験者

 A.SASAKIさん、コメントありがとうございます。非常に参考になりました。

 わたしは今まで「やはり写真はフィルムでないと…」という古い考えを持っておりました。ところが先日ショッピングモール内にアマチュアが主催する写真展の作品とそのデータを見て考えが完全に変わりました。

 銀塩作品もあったのですが、デジカメ作品は良い意味でCGっぽいツルンとした無粒子で滑らかな階調を持つ作品が多数あり、レタッチに依る修正も行われていたのでしょうが、とてもフィルムでは出せないものだと感じました。もちろんデジタルでありながら銀塩と判断出来ないような作品もあり、両方の描写を実現出来る点に感嘆いたしました。

 ライティングのアドバイスは参考になりました。シャドウの起こしは実は自分の中である決まった光量比を使っていましたので、神経質になったことはないのですが、ハイライト部分の描写には気を付けたいと思います。

 丁寧な回答ありがとうございました。