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タイトルバッテリーの放電について
記事No: 13820
投稿日: 2005/03/20(Sun) 03:11
投稿者あき

はじめまして。
バッテリーに詳しい方も多くいらっしゃると思うので質問させてください。
長期にわたり効率よくバッテリーを使用するためには
どうすればよいのかという事に関しての質問です。
D30以来多くのキヤノン製デジカメを所有しています。
1D系はとりあえずリフレッシュすればいいのだと思うのですが、
その他の機種の充電器にはリフレッシュのボタンはついていません。
基本的なバッテリーの種類が違うのだと思いますが、
1D系以外の機種も放電をしてから充電をしたほうがいいのだと
どこかで読んだ記憶もあります。
しかし、撮影中にバッテリーの残量メモリが減ってくると
交換しておこうかな、と思ってしまいます。
そこで、残りわずかとなったバッテリーをそのまま充電するのではなく、
何らかの方法で放電したほうがいいのでは?と考え、
電球につなげてみるとうっすらと光っています。
このままほおっておけば使い切るからいいんだろうと思う一方
バッテリーは危険なものだとの思いもあります。
こんな素人の発想はバッテリーの長寿命化に対して意味がありますか?
あるいはすごく危険な事だったりするのでしょうか。


タイトルRe: バッテリーの放電について
記事No: 13824
投稿日: 2005/03/20(Sun) 05:30
投稿者雅巳
URLhttp://www013.upp.so-net.ne.jp/kmasa/

--> あき さん

1D系のバッテリはニッケル水素電池です。ニッケルカドニウム電池と同様に、メモリ効果があります。放電しないで充電すると、まだ放電していない部分をバッテリの容量部分ではないと、メモリしていまい、容量が少なくなってしまいます。このため、専用の電気回路により放電させる必要があります。しかしながら、他は、リチウムイオンバッテリです。これは、メモリ効果がないですので、放電しなくても、継ぎ足し充電できます。放電のさせかたによっては、過放電させてしまい、逆にバッテリを傷めてしまいます。また、充放電の繰り返しで寿命が短くなります。もっとも、有効にバッテリを使うには、完全に使い切ってから、使ったほうが長く使うことができます。ぼくの場合、必ず予備電池をもっていて、なくなったら、交換するようにしています。


タイトルRe: バッテリーの放電について
記事No: 13825
投稿日: 2005/03/20(Sun) 05:34
投稿者こんにちはぁ

--> あき さん

> 長期にわたり効率よくバッテリーを使用するためには
> どうすればよいのかという事に関しての質問です。

まず、「リチウムイオン電池」と「ニッケル水素電池」の基本的な違い、放電終止電圧や過放電、メモリー効果という言葉をご存じでしょうか。

キヤノンのデジタル一眼レフの内蔵バッテリーは、1D系がニッケル水素電池、その他がリチウムイオン電池を採用しております。この両者の電池では電解液や充電を含む制御方法が異なりますので、仕組みそのものが違うと考えてください。

1D系で使われているニッケル水素電池は、電池を使い切らないうちに継ぎ足し充電を繰り返すと、電圧降下が早い段階で現れるようになります。つまり満充電しても充分使わないうちにすぐに電池切れとなってしまいます。これをメモリー効果と言います。

しかし現在の電池はメモリー効果がかなり少なくなっており、メモリー効果を起こしてもリフレッシュすれば元の状態に回復するので、撮影用途にも寄るでしょうがあまり重要な案件ではないでしょう。また毎回リフレッシュを行うとバッテリーに負担が掛かりますので、数回から十数回に一度程度リフレッシュを行えば充分です。

1D系以外で用いられているリチウムイオン電池には原理的にメモリー効果が存在せず、リフレッシュの必要はありません。リチウムイオン電池はその制御が大変難しく、電池内にICや各種センサーを内蔵してその管理を行っているモノすらあります。こうした場合、自然放電や継ぎ足し充電による充電データと実充電量の間で誤差が蓄積するので、僅かにメモリー効果に似た現象が発生しリフレッシュで回復することもあるのですがもあるのですが、現実的にはほぼ無視して頂いて構いません。

リフレッシュする場合は、放電終止電圧(正確には適正放電限界電圧)に注意する必要があります。例えばニッケル水素電池の場合、満充電で1セル当たり1.2[V]の電圧があり、放電終止電圧が1.0[V]とされています。つまり1.0[V]にまで電圧が下がったら充電しなさいということなんです。
# 1D系のニッケル水素電池は10セルなので満充電で12[V]です

この放電終止電圧を下回るほど放電することを過放電と言い、あきさんの例えに挙げられているように、電球に繋ぎっぱなしで放置した場合などにはこの過放電が発生します。過放電を行うとその充電池は御臨終です。充電池を前提とした機器であれば放電終止電圧に達する前に通常は電池切れで停止しますので、心配ありません。

電池寿命を議論する場合、1回の充電での撮影可能枚数という意味での寿命と、一般に500回の充放電が可能と言われる使用回数寿命はまた別の話になってきますので、この辺りをはっきりしておく必要があるかもしれませんね。


タイトルRe: バッテリーの放電について
記事No: 13849
投稿日: 2005/03/20(Sun) 22:16
投稿者オサム

--> あき さん

> D30以来多くのキヤノン製デジカメを所有しています。
> 1D系はとりあえずリフレッシュすればいいのだと思うのですが、
> その他の機種の充電器にはリフレッシュのボタンはついていません。

1DMk2ユーザですが、電池のリフレッシュは殆どした事がありません。個人的な目安としては満充電で1000枚以下になれば放電してみたいと思います。現状では、1日で使い切ることは殆ど無いので(最低2000カット以上撮影できます)予備を1個用意して、メモリが1つ減った段階で交換しています。即時性を要求されない撮影の場合はバッテリーエンドまで使い切ります。最近、マラソンの撮影で70-200IS、Jpegラージで2500カット撮影。翌日RAWで1000カット程度撮影してバッテリーエンドでした。バッテリーは純正とROWAを使用していますが、目安としてはROWA->3000以上、純正->2000以上という感じです。最近バッテリーの運用に関しては、自分の使いやすい使用法で運用して、劣化してきたら新品交換という流れです。(D60の頃から8割は互換バッテリー使用です)

> 何らかの方法で放電したほうがいいのでは?と考え、
> 電球につなげてみるとうっすらと光っています。
> このままほおっておけば使い切るからいいんだろうと思う一方
> バッテリーは危険なものだとの思いもあります。
> こんな素人の発想はバッテリーの長寿命化に対して意味がありますか?
> あるいはすごく危険な事だったりするのでしょうか。

放電に関してはいろんなサイトで検証されていますが、電球等を使用したディープ名放電は確実にバッテリーを痛めますのでオススメできません。
下記のリンクに詳細なレビューがありますので参考にしてみて下さい。

デジカメ手作り工房
http://cmcnine.web.infoseek.co.jp/My_Labo_1.html


タイトル皆様、ありがとうございました。
記事No: 13861
投稿日: 2005/03/21(Mon) 00:09
投稿者あき

お答えくださった皆様、早速の詳しいご回答ありがとうございました。
とても勉強になり、大変に感謝しております。
今回私はkiss Digital Nを購入したのですが、
バッテリーはPower Shotと共通でしたので追加購入をしませんでした。
S30、S50で使用したバッテリーが4個あり、おそらく状態はまちまちだろうと思い、
それぞれの性能を最大に引き出すには、きっと完全に放電を
すればよいのだろうと素人ながらに考えていました。
1D系も毎回リフレッシュをしていましたのでこれからは改めようと
思っています。
相談してよかったです。
どうもありがとうございました。


タイトルRe: 皆様、ありがとうございました。
記事No: 13867
投稿日: 2005/03/21(Mon) 07:24
投稿者シャーレ

--> あき さん

> お答えくださった皆様、早速の詳しいご回答ありがとうございました。

あきさんこんにちは。おそくなりましたが、経験上のことだけ述べさせていただきます。
自分が聞いた話は以上のようなものです。リチューム電池の場合、
メモリー効果はない。充電はできれば80%ぐらいにしとくのが理想。長く保存の場合は50%で。過放電は危険なので行わない。
つまり、ノートなどでつなぎっぱなしは100%充電がつづくので良くないということです。ですので自分は自宅ではノートの電池は外してます。また、寿命はもちろん充電回数にもよるので、回数を減らすため、原則使い切ってから充電してます。
基本的にこれに近い使い方で、カメラ、ノートパソコンと1年半ほど使ってますが劣化はほとんど感じません。以前は一年ぐらいで劣化を感じたり、ひどいものになると使えなくなったりしたので、効果はあると感じています。
ただし、自分は素人ですので、専門的に見て間違った情報であればどなたかご指摘ください。