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タイトル普及型ズームとLズーム
記事No: 13113
投稿日: 2005/03/03(Thu) 02:31
投稿者kenkoフリク

一人のLレンズ好きとしての疑問です。

大学時代から写真を見てもらっている中古カメラ屋の老店主にここ一年間で撮り貯めたものを見せに行った時のことです。写真を一通り見た後で「絞って撮る事が多いなら明るいLレンズのズームを集めるより開放F値が大きいズームを選びなさい」と言われました。

その心は?と尋ねると、「明るいレンズは設計に無理が大きく、組み立ての精度が出ない」との答え。

今までは、Lレンズズームの方が明るく、絞って撮ることになってもF値が大きいレンズの開放よりはMTFも様子も安定するのでいいのかと思っていました。でも、某掲示板の常連さんでLレンズ系統を所有している方にもかかわらずなぜか標準域では普及型のレンズを使っていたり、またこの掲示板の過去ログにも

http://www.eos-d-slr.net/digi_bbs/wforum.cgi?list=tree&pastlog=0046&no=12349&act=past&mode=allread

の 記事No : 12432 おじゃましますさんのレスのようにプロの方でも普及型を使っていたりとまったく根拠のない話ではないのかとも思ってしまいます。

個人的には今まで投資してしまった過去があるのでLズームに勝ってほしい・・・というか勝って貰わねば困まりますが。

でも、PHOTODO(http://www.photodo.com/nav/prodindex.html)の結果を見たりしてると少し安心してたりする自分もいます。

結局は「絞り、Lの品質(信頼) vs 普及型の設計、組み立ての余裕」ってことなんでしょうけど。
実際はどうなんでしょうか?技術的なこと、使用してみての直感的なことでもかまいません。ご意見をいただけると嬉しいです。


タイトルRe: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13114
投稿日: 2005/03/03(Thu) 05:38
投稿者anonymous

--> kenkoフリク さん

> その心は?と尋ねると、「明るいレンズは設計に無理が大きく、組み立ての精度が出ない」との答え。

 大きく絞り込んだときの描写性能は同じ焦点距離のレンズであった場合、レンズ構成のシンプルなものの方が高くなる可能性があることはむかしからよく言われているようです。明るいレンズでは各種の収差補正のため、レンズ構成枚数が増えがちなのですが、安価なものでは比較的シンプルな構成であるために、絞り込んだときには描写力に逆転現象が発生することがあります。

 通常絞り込むと球面収差が少なくなると同時に回折現象が発生します。球面収差の収束の方が早いので開放から数段絞り込んだときに解像度が最大となり、さらに絞ると回折現象が目立ってくるため解像度が低くなります。一般に開放からちょい絞った方が描写力が高いと言われるのはこのためです。

 ところが収差と厚みのない理想レンズでは焦点距離とF値によってのみ回折現象による理論解像限界というものが決まるのですが、現実にはかなり複雑で各輪帯を出発する光線はそれぞれ光学系の内部を通過してきた光路長に応じた位相を持っており、このため光束の重なり合ったところでは複雑な干渉効果が生じ、かなりの解像力を失います。複雑な光学系の場合、複雑な回折干渉現象が発生し、これが絞り込み時の描写能力を大きく低下させる訳なんです。

 要するにシンプルなレンズ構成ほど回折現象の影響が少なく、複雑なレンズ構成であればあるほど回折現象の影響が多くなる可能性があるわけです。レンズ構成枚数は多ければ多いほど収差補正に関する自由度は高いのですが、それを除けば悪影響ばかりです。収差の影響の少ない絞り込み時の描写能力にそれが現れていると言えるでしょう。

 以上がわたしが光学で学んだことなのですが、"組み立ての精度…"という言葉も当てはまるかもしれませんが、こちらの方は聞いたことがありません。しかし、この現象が顕著に表れるのは、特に広角レンズのF16以上と言った相当に絞り込んだときです。通常撮影ではあまり気にされる必要はないでしょう。


タイトルRe^2: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13135
投稿日: 2005/03/03(Thu) 23:28
投稿者kenkoフリク

--> anonymous さん

大変分かりやすい技術的な回答ありがとうございます。

> 要するにシンプルなレンズ構成ほど回折現象の影響が少なく、複雑なレンズ構成であればあるほど回折現象の影響が多くなる可能性があるわけです。レンズ構成枚数は多ければ多いほど収差補正に関する自由度は高いのですが、それを除けば悪影響ばかりです。収差の影響の少ない絞り込み時の描写能力にそれが現れていると言えるでしょう。

この部分が私の疑問への一つの解答なのかもしれませんね。
そこで少しばかりご確認したいのですが、例えば開放F値が5.6の(相対的に)暗いレンズと開放F値が2.8の明るいレンズを5.6まで絞ったものでは、一般に明るいレンズの方は「球面収差が少なくなると同時に回折現象が発生」するが「球面収差の収束の方が早いので」、同じ5.6を比較した場合では明るいレンズの方が解像度の点では勝っているということでよろしいのでしょうか。
しかしながら、レンズ設計、いや、光学の分野はこういったジレンマが多いのかと思うと開発者の苦労話にもう一度耳を傾けてみたいとさえとおもえてきます。


タイトルRe^3: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13147
投稿日: 2005/03/04(Fri) 06:01
投稿者anonymous

--> kenkoフリク さん

> そこで少しばかりご確認したいのですが、例えば開放F値が5.6の(相対的に)暗いレンズと開放F値が2.8の明るいレンズを5.6まで絞ったものでは、一般に明るいレンズの方は「球面収差が少なくなると同時に回折現象が発生」するが「球面収差の収束の方が早いので」、同じ5.6を比較した場合では明るいレンズの方が解像度の点では勝っているということでよろしいのでしょうか。

 イエイエ、絞り込みによる「球面収差の収束の方が早い」というのは単に「回折現象による解像度劣化」に比べてのお話で、異なるレンズを同じF値で比較するために出した例ではありません。

 絞ると球面収差の影響が小さくなることによって解像度が上がるのですが、逆に回折現象の影響が大きくなることによって解像度が下がります。一見プラスマイナスゼロに見えるのですが、ちょいと絞ると球面収差は急激に小さくなるのに対して、回折現象はゆっくり徐々に大きくなっていきます。従って開放から絞っていくと段々解像度が上がっていき、2〜3段程度絞り込んだときに最高解像度を迎え、さらに絞ると徐々に低下していきます。

 球面収差というものはF値の小さな大口径レンズほど目立ちますので、現実には大口径レンズほどレンズ構成枚数を増やすなどして収差をよく補正しています。F5.6くらいであれば、解像度に関して回折現象よりも球面収差の影響の方が大きいので、球面収差の良く補正されたレンズの方が良い結果を期待できます。こういう意味では高価な大口径レンズの方が描写力が高いでしょう。

 先ほども申しましたように開放から2〜3段絞った時に最高の解像度を叩き出すことが多く、F2.8クラスの大口径レンズであれば、F5.6〜8付近で最高値を、F5.6クラスの小口径レンズであればF11〜16付近で最高値をマークするでしょう。ではこのF11〜16付近以降であれば大口径と小口径ではどちらが高い解像度を持つの!?という話になってくるかと思います。

 今回は特にF16以降の思いっきり絞った場合であれば、小口径の方が高い解像度の場合があるヨというお話でした。もちろん、必ずこうなるわけではなく、こういうケースもあるという程度の認識で良かろうと思います。


タイトルRe^4: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13190
投稿日: 2005/03/05(Sat) 00:00
投稿者kenkoフリク

--> anonymous さん

再度丁寧なご回答、本当にありがとうございます。

>  球面収差というものはF値の小さな大口径レンズほど目立ちますので、現実には大口径レンズほどレンズ構成枚数を増やすなどして収差をよく補正しています。F5.6くらいであれば、解像度に関して回折現象よりも球面収差の影響の方が大きいので、球面収差の良く補正されたレンズの方が良い結果を期待できます。こういう意味では高価な大口径レンズの方が描写力が高いでしょう。

この言葉を聞いて納得いたしました。大口径レンズと小口径レンズで最大描写力を得ることができる絞り値が異なる以上、私の場合であれば、大きく絞ることを必要とする風景には小口径レンズ、適度に絞ることが多いスナップは大口径レンズというようにな使い分けをするというのも理にかなっているのかもしれません。それがそれぞれの特性を活かすことにつながるでしょうから。

anonymousさんのレスのおかげで、疑問の大部分が氷解したように思えます。本当にありがとうございました。


タイトルRe: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13115
投稿日: 2005/03/03(Thu) 07:11
投稿者藤田 小太郎

--> kenkoフリク さん

一人の非Lレンズユーザーとしては、間違いなくLのほうが性能自体は高いと思います。
しかし、ここで言う性能とは絞り開放時の性能であって、ある程度絞り込んだときの性能にはほとんど差は無いと思います。少なくとも、価格の差ほどの性能差はない気がします。
自分の友人もLレンズが好きな人間で、70-200mm F4 Lを以前ちょっとだけ貸してもらったのですが、F8まで絞って撮ってみた限りでは、自分が気が付くほどの差は認められませんでした。むしろ、シグマの170-500mmやトキナーの28-70mm F2.8のほうが値段から考えれば優秀でした。
サンプル画像BBSの自分の写真を見てもらえればわかると思いますが、自分は絞りを制御できるレンズの場合、必ずF8で撮るという変人なので、現時点では安いレンズでも自分の満足する結果を得ています。
ただし、現実の問題として、F8では撮れない状況は必ずあるわけで、そういうときは開放から性能が安定しているLレンズのほうが有利なのは言うまでもありません。ちなみに自分にはF8で撮れない状況下では、撮影をあきらめるか、限界までISO感度を上げて撮るかの選択肢しかありません。Lレンズが高いのはそういう状況下でも安心して撮影できるということに対するものだと自分は思います。
長くなりましたが、要するに、Lレンズは開放から安定した性能を発揮するのだから、困ったら迷わず開放で撮れるという安心感があるのではないかということです。値段だけの価値は確かにあると思います。
それでは。


タイトルRe^2: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13116
投稿日: 2005/03/03(Thu) 10:13
投稿者*改ほし

--> 藤田 小太郎 さん

> サンプル画像BBSの自分の写真を見てもらえればわかると思いますが、自分は絞りを制御できるレンズの場合、必ずF8で撮るという変人なので、

興味本位の質問で恐縮ですが、何故F8なんでしょうか?
変人という一言で済ませてしまっているようですが、
非常に不思議に感じました。

絞りといっても、藤田さん自身が言及されている環境的要因
による制限もさることながら、
描画・描写のことを考えても、レンズの焦点距離、
被写体との距離、構図によって、F8固定といっても
結果吐き出される絵は、全く違うモノに当然のごとく
なりますゆえ、
定点観測的な撮影をされているのならばいざしらず
F8固定に拘る理由が理解できません。

まぁでも私もなんとなくよく使っている「値」は
ありますけどね〜(笑)2.8とか5.6、それに8 や
11あたりは、切りがいいので、
使用頻度が高いよう思います。


タイトルRe^3: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13120
投稿日: 2005/03/03(Thu) 13:05
投稿者老人手前

昔、「迷った時はF8」なんて言われていたころの名残でしょうかね。


タイトルRe^3: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13129
投稿日: 2005/03/03(Thu) 19:34
投稿者藤田 小太郎

--> *改ほし さん

ちょっと前までは開放オンリーでした。その後、F5.6で統一したのですが、開放F値が5.6を上回るレンズを所有したことがきっかけでF8に統一することにしました。
理由というほどのものはないのですが、もっともらしくいうと、F5.6を選んだのは、一般的なAFセンサーがフォーカス地点を検出できる限界値できりが良さそうだからです。
F8を選んだのは、一般にこのあたりがレンズの限界性能を引き出せるといわれている値だからというのと、当時自分が所有していた一番暗いレンズがF8だったので、そのレンズに交換したときにどのくらいのシャッタースピードになるのかを想像しやすくするためです。
開放をまったく使用しなくなったのは、背景のぼけた写真が個人的に好きではないからです。自分はめったに人の写真を撮ることがないので(モデルになってくれる人がいない・・・)、被写体とのコミュニケーションをとりながら撮影できる距離を保つ必要もないですし、背景のぼけ方に対するこだわりもまったくありません。ぼけが必要なときは超望遠レンズまたは、広角レンズで近寄ってぼかしています。
長くなりましたが、自分なりに一生懸命理由をつけてみました。変人の一言でまとめたほうが短くて良いかなと思い、変人と表現しました。要するに、たいした理由はない、ということなのですが・・・、まぁ、こういう人間もいるということで・・・。
それでは。


タイトルRe^4: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13152
投稿日: 2005/03/04(Fri) 11:42
投稿者*改ほし

--> 藤田 小太郎 さん

> F5.6を選んだのは、一般的なAFセンサーがフォーカス地点を検出できる限界値できりが良さそうだからです。

AFの作動時は絞り開放で行なわれますから、撮影条件としてF5.6
という理由にはならないのでは?

> 開放をまったく使用しなくなったのは、背景のぼけた写真が個人的に好きではないからです。自分はめったに人の写真を撮ることがないので

パンフォーカス的絵をお望みなのであれば、レンズにふってある目盛りを
参考にしたりはしないのでしょうか?
同じF8にしても、被写体と近接しているのと、景色を遠望する感じの
構図とは、全く違う描写になるのでは?

> ぼけが必要なときは超望遠レンズまたは、広角レンズで近寄ってぼかしています。

撮影距離に制限あるときはどうするのでしょうか?
というか、何ゆえそこまでして絞りを開ける(別に開放でなくとも)
ことを拒否しているのかなぁ、と不思議でなりません。

> たいした理由はない、ということなのですが・・・、

そうであれば、逆にF8に拘る必要も無いのでは?


タイトルRe^5: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13168
投稿日: 2005/03/04(Fri) 17:31
投稿者藤田 小太郎

--> *改ほし さん

・・・だから変人の一言で済ましたかったのですが・・・。
AFの測距が開放で行なわれることは理解しています。
どんな疑問を持たれようと、自分はこういうスタイルなので、これ以上の回答はできません。理由は先にあげたものが主な理由ですし、文中にもあるとおり、無理やりつけた理由なので・・・。
自分はこのスタイルを人に押し付ける気もありませんし、誰になんと言われようと変えるつもりもありません。
ということで、本題からずれていますので、これにて失礼させていただきます。
それでは。


タイトルRe^6: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13171
投稿日: 2005/03/04(Fri) 18:08
投稿者*改ほし

--> 藤田 小太郎 さん

> ・・・だから変人の一言で済ましたかったのですが・・・。

> どんな疑問を持たれようと、自分はこういうスタイルなので、これ以上の回答はできません。理由は先にあげたものが主な理由ですし、文中にもあるとおり、無理やりつけた理由なので・・・。
> 自分はこのスタイルを人に押し付ける気もありませんし、誰になんと言われようと変えるつもりもありません。
> ということで、本題からずれていますので、これにて失礼させていただきます。
> それでは。

了解しました。
理由を説明できない主義を奉じる、変人さんだということですね。
でも、藤田さんはよくこちらで色々論評をされているようですけれども、
言葉でしかコミュニケーションのできないこのような場で
発言される方が、変人の一言で済まされてしまいますと、
その瞬間に、藤田 さんの言葉の重みが非常〜に軽いものに
なってしまいますネ。

くどくどとお訊きしてきましたが、
結局は藤田さんがどのような撮影技術・ノウハウや写真観に基づき、
F8に拘りを持たれているのか、という事と本来切り離せない筈ですので、
それに理由が無いということは何も絞り開度だけの話だけでなく、
藤田さんがこちらで発言される写真に対する考え方自体に、
あまり根拠は求め得無い、という事となりますから。。。

#変人だとしても、変は変なりに、変を通している理由が
あると思うのだけどなぁ〜。変であることに理由が無いのであれば
そりゃ、狂人だと思うし。。。


タイトルRe^7: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13175
投稿日: 2005/03/04(Fri) 19:13
投稿者藤田 小太郎

--> *改ほし さん

本題からずれているようなので、新規にスレッドを立てておきます。
ご理解いただけるかどうかはわかりませんが、そちらでゆっくり続けましょう。
それでは、お待ちしております。


タイトルRe^2: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13137
投稿日: 2005/03/03(Thu) 23:47
投稿者kenkoフリク

--> 藤田 小太郎 さん

いろいろ考えさせられる回答ありがとうございました。

> しかし、ここで言う性能とは絞り開放時の性能であって、ある程度絞り込んだときの性能にはほとんど差は無いと思います。少なくとも、価格の差ほどの性能差はない気がします。
> 自分の友人もLレンズが好きな人間で、70-200mm F4 Lを以前ちょっとだけ貸してもらったのですが、F8まで絞って撮ってみた限りでは、自分が気が付くほどの差は認められませんでした。むしろ、シグマの170-500mmやトキナーの28-70mm F2.8のほうが値段から考えれば優秀でした。

明るいLの優位性は絞り開放時にあるということに強く頷けます。
再三のEF24−70とタムロンの28−75との比較でもとりだたされることですよね。(この場合、開放F値は同じですけど、同じようなシャープさを得る為にはタムロン側で一段絞る必要があるのでこの例を用いることをご理解ください)
片や15万円、片や3万円。この二つを絞って撮影することを前提に比較する場合値段の点からどちらが優秀かは比べるまでもないですよね。

> サンプル画像BBSの自分の写真を見てもらえればわかると思いますが、自分は絞りを制御できるレンズの場合、必ずF8で撮るという変人なので、現時点では安いレンズでも自分の満足する結果を得ています。

私もスナップの時はF4かF8に決まっている感がありますね。ただ私の場合は特別なポリシーはなく、それぞれの焦点域で一番シャープになるように思えるF値を選んでいるだけですが・・・><

> 長くなりましたが、要するに、Lレンズは開放から安定した性能を発揮するのだから、困ったら迷わず開放で撮れるという安心感があるのではないかということです。値段だけの価値は確かにあると思います。
> それでは。

開放で撮影できるという選択肢を買うために追い金を払うと考えるLの値段も確かに妥当なのかも・・・。でも、一消費者としてはもう少し安く・・・と思わずにはいかないですけどね^^;;


タイトルRe: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13119
投稿日: 2005/03/03(Thu) 11:30
投稿者初心者アシ

--> kenkoフリク さん

> 開放F値が大きいズームを選びなさい」と言われました。

 メーカーの高画質サンプル画像でも非Lを使っているようにプロでも大先生クラスは普段の撮影に非Lを使っているケースが多いですね。
 一例をあげれば明るくするために非球面レンズを使いますがどうしても球面レンズの面精度に及びません。開放絞り近くでの撮影のほうが少ないのであれば暗いレンズのほうが高画質だと思います。
 もしくはコンタックスのプラナー85mm/F1.2のように球面レンズだけで、かつ硝材を良くしてレンズ枚数を増やさない設計の明るいレンズが良いです。


タイトルRe^2: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13139
投稿日: 2005/03/04(Fri) 00:06
投稿者kenkoフリク

--> 初心者アシ さん

>  一例をあげれば明るくするために非球面レンズを使いますがどうしても球面レンズの面精度に及びません。開放絞り近くでの撮影のほうが少ないのであれば暗いレンズのほうが高画質だと思います。

これもまたanonymousさんの回折とは違った切り口ですね。非球面レンズも精度が上がっているようですが、やはり従来の球面レンズよりは精度が低いことは想像しがたくないですね。また、一つ頷ける回等をいただけたように思います。ありがとうございます。

>  もしくはコンタックスのプラナー85mm/F1.2のように球面レンズだけで、かつ硝材を良くしてレンズ枚数を増やさない設計の明るいレンズが良いです。

このレンズいつの日にか入手したいとは思うのですが、値段がすごすぎます。買うとしたら何年のレンズ購入計画を建てないといけないのだろう・・・と焦ってみたりしてます(笑)


タイトルRe^3: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13149
投稿日: 2005/03/04(Fri) 08:23
投稿者初心者アシ

--> kenkoフリク さん

> これもまたanonymousさんの回折とは違った切り口ですね。非球面レンズも精度が上がっているようですが、やはり従来の球面レンズよりは精度が低いことは想像しがたくないですね。

非球面レンズって基本的に鯛焼き(モールド、レプリカ)か削り節(研削)ですから。球面レンズも安物はプレスのままか軽くヒト磨きですが高級品は丹念に磨くのでツアイスの安物以外とRライカは良いのです。(^-^ (^-^


タイトルRe^4: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13191
投稿日: 2005/03/05(Sat) 00:11
投稿者kenkoフリク

--> 初心者アシ さん

> 非球面レンズって基本的に鯛焼き(モールド、レプリカ)か削り節(研削)ですから。球面レンズも安物はプレスのままか軽くヒト磨きですが高級品は丹念に磨くのでツアイスの安物以外とRライカは良いのです。(^-^ (^-^

ここら辺がマイスターの手による作品(と言っていいのかな?)の持つ実力が表れているのでしょうね。いつかは「テクノロジー」に頼ったのではない、人の「スキル」による最高品質の玉を使ってみたいものです。あっ、でも、今のデジ一なら性能は思う存分発揮できないかな・・・?こういったレンズだったらスポイルのない何世代か後のフラグシップ機に期待ですかね^^;

個人的に「鯛焼き」、「削り節」にウケてます^^ いつかその行程を自分の目で見に行きたいものですよ。


タイトルRe: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13144
投稿日: 2005/03/04(Fri) 01:11
投稿者おじゃまします

--> kenkoフリク さん

呼ばれて飛び出て… というわけではないですが、当人です。

プロと一言に行っても、いろんな分野がありまして、乱暴な分類をすれば、広告系と報道系では使用機材も変わってきます。
私は後者の方々とのお付き合いが多いのですが、事件・事故現場などを走り回るのでズームレンズを主体にマクロ1本、単体2,3本という人が多いです。極端な例で言えば、スポーツ新聞社で野球の仕事なら、(超)望遠単体で試合を撮って、ヒーローインタビューなどでは中口径普及型ズームで周辺を取り込んで撮る。がちゃがちゃになるので、レンズへし折られてもすぐ買い換えられる(笑)。相撲やプロレスは土俵やリングサイドぎりぎりまでよれるので、大口径標準ズームで大体いけたりします。
外国通信社などでは16−35と28−300の2台体制をよく見ますし、国会ではニコンの80−400VRや200−400VRが一気に増えましたね。
一方、ポートレートやブツ撮りで、スタジオやオープンロケででライトボックスやらレフやら配置して、レンズとっかえひっかえしながら三脚にがっちり固めて撮るというのは、アシスタントやスタッフが集団で写真家さんのサポートしますから。

質問の趣旨からだいぶ外れましたが、どのような撮影シチュエーションなのか、そこでトータルで扱いやすい機材選択は、と私は考えます。掲載される媒体によって妥協しているところもあります。また、上記はあくまでも一例であって、報道がまったく単体を使わないとか、広告写真家が、まったくズームを使わないということではありませんので、ご了承を。

光学的なことに関しては、anonymousさんや初心者アシさんがコメントしてくださっていますが、F8相当−11まで絞るなら、超一般論として写りの差はあまりないです。デジタル以降は偽色モアレなどの問題もあって、あまり単純にはいえなくなってきますけど。

組み立て精度については、私もよくわからないところですが、中古の場合、乱暴な扱いをすれば精度がずれる可能性はあるかもしれません。銀塩時代、トキナー28−70Proをよく使っていたのですが、報道陣ガチャガチャの現場で酷使してると、特にズームカムにアタリが出て、直すより薄利でも下取りに出したほうが安かったので、3本交換しました。
ごく個人的な感覚として、エンプラを多用しているレンズのほうが、衝撃などによって光軸のずれが出やすいような印象があります。これはLレンズ(17−35)でもありましたねぇ。金属製はくるときは一気にきます(^^)


タイトルRe^2: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13192
投稿日: 2005/03/05(Sat) 00:31
投稿者kenkoフリク

--> おじゃまします さん

> プロと一言に行っても、いろんな分野がありまして、乱暴な分類をすれば、広告系と報道系では使用機材も変わってきます。

こう言った話は、ニュースなどでカメラマンが画面に映った時、ついついどんなものを使っているのかを肝心のニュースよりも注視してしまう私のような人間には大変嬉しいものです。やはり、プロの方は撮影シチュエーションによる機材選択を我々よりも徹底しているのですね。そのことを実例を挙げていただいた上で認識できたのは大きなことです。ありがとうございました。



> 光学的なことに関しては、anonymousさんや初心者アシさんがコメントしてくださっていますが、F8相当−11まで絞るなら、超一般論として写りの差はあまりないです。デジタル以降は偽色モアレなどの問題もあって、あまり単純にはいえなくなってきますけど。

そうですね。それこそ、レンズ測定器と一部で呼ばれているSIGMAのSDシリーズのような機種が一般的にならないとレンズ特性をそのまま体感するのは難しいと言うのが実際ですよね。


> ごく個人的な感覚として、エンプラを多用しているレンズのほうが、衝撃などによって光軸のずれが出やすいような印象があります。これはLレンズ(17−35)でもありましたねぇ。金属製はくるときは一気にきます(^^)

うっ・・・、これはあるかも・・・(汗) 私も過去に一本金属製(20−35L)のをやってしまいました・・・(滝汗)そういった意味では製造における誤差よりも、使用上の経年変化(アタリを含む)の方が大きな影響を与えるのかもしれませんね。気をつけなければ・・・。

ためになる楽しいレス、本当にありがとうございました。


タイトルRe: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13148
投稿日: 2005/03/04(Fri) 06:32
投稿者JNR169

--> kenkoフリク さん

望遠のLレンズならば軸上の色収差が目立ちません。70-200/F2.8Lに移行したときに痛感しました。通常の90-300,100-300などは色収差が出ます。たぶん色収差は絞っても出ます
あとはLレンズは重いとか…(爆

レンズの筒はLの方がしっかり作られていてズーミングによるがたつきが少ないと思います。


タイトルRe^2: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13196
投稿日: 2005/03/05(Sat) 00:44
投稿者kenkoフリク

--> JNR169 さん

> 望遠のLレンズならば軸上の色収差が目立ちません。70-200/F2.8Lに移行したときに痛感しました。通常の90-300,100-300などは色収差が出ます。たぶん色収差は絞っても出ます

その差は歴然ですよね。以前、かなり入念に行われた友人のレンズテストの結果を見たのですが、特殊光材を用いたレンズの収差の少なさは明らかでした。その結果、思い知ったのは、「Lの実力を確実に実感したいなら、望遠系のLを買え!」ということです。同じ値段の超広角を買うよりきっと満足できます。やはり、設計の点で超広角よりも制約が少ないのでしょうか。

> レンズの筒はLの方がしっかり作られていてズーミングによるがたつきが少ないと思います。

がたつきと関係があるかどうか疑問なのですが、新品状態でありながら偏芯を持ったレンズの話もたまに出ますよね。そうことを老店主は言っていたのかな・・・などと今更ながら思っています。最近の記憶にあるのは超広角Lと100ミリマクロUSMですけど。


タイトルRe^3: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13202
投稿日: 2005/03/05(Sat) 02:16
投稿者うぐぅ

皆様の書き込みを拝見して思いました(^^)
ところで風景でF8〜16位に絞って撮る状況の場合、例えば70-200F2.8と100-300F5.6Lのようなレンズでは写りはどう違うでしょうか?

自分は恥ずかしながらまだデジ一眼を持っておらずな身ですが今回のKiss DNで購入を考えおります。
レンズの方もまだLタイプは持ってないのですが中古で100-300F5.6Lが3万前後で手に入ると知り興味深深です。

それでもし100-300F5.6Lでも絞って撮るなら大口径タイプに迫るなら購入しようかと思います。
レンズも最新モデルに間違いないと思いますが何分先立つものがなくて皆様にアドバイス頂けたらと思います。

m(−−)m


タイトルRe^5: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13210
投稿日: 2005/03/05(Sat) 07:41
投稿者TEN

--> anonymous さん

>  もともとキヤノンEF100-300mmF5.6Lは、使い勝手や描写力に於いて評判のよくないレンズです。USMは採用されておらず、好みもありますが、3倍程度の低倍率では使いにくいとされる直進ズームを採用し、このクラスとしては大きく重く、MTF曲線を眺めてもあまり感心しない描写力です。EOS創世当初から長くラインナップされているレンズで、旧世代の生き残りレンズだと言われておりました。
>
>  個人的に申しますと、このEF100-300mmF5.6Lレンズは例え中古価格が3万円前後だとしてもお薦めできません。その描写力はLの名に相応しくなく、造りこそガッシリしておりますが、フォーカスリングのガタが気になりました。今なら中堅の望遠ズームレンズの方がほぼすべての面で上回るでしょう。"L"の称号を得たいのであれば止めはしませんが、そうでないならば今一度考え直されることをお薦め致します。

元EF100-300mmF5.6Lユーザーです。
会社にエリート社員と普通の社員がいるように、レンズもそれぞれ
あります。
EF100-300mmF5.6Lは『普通の社員』としてはとりえがある存在なのでは。
私はこのレンズを、アラスカに撮影に行く時荷物の制約があったので
テレコンと組み合わせて重宝しました。
そこら辺の安い万能ズームとは、やはり違いますよ。
暗いので切れ味はあまりよくありませんが、色収差が比較的少ないので
十分作品になります。
AFも遅いです。テレコンを付けたらマニュアルでないとだめです。
私は他にF2.8Lズームを一通り持っているので、今3万円なら
手に入れてもいいかもと思います。
最初の1本ならF2.8かF4のズームが良いでしょう。
でも、ご自身が使ったことがないレンズを、評論家気取りでそんなに
悪く言うものではありませんよ。
どんなものにも、とりえがあります。
『普通の社員』にもね。


タイトルRe^6: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13216
投稿日: 2005/03/05(Sat) 11:36
投稿者anonymous

--> TEN さん

> でも、ご自身が使ったことがないレンズを、評論家気取りでそんなに
> 悪く言うものではありませんよ。

コメントありがとうございます。
EF100-300mmF5.6Lに関しては、10年以上前に手放しており、EF70-200mmF2.8LUSMと所有していた時期と重ならないために、上述のような発言をしてしまいました(現在はEF70-200mmF2.8LUSMも手放しています)。当時もっとも安価なLレンズであり、個人的には期待していた性能を保持していないように感じたのは事実です。ただ、全くTENさんのおっしゃるとおりであり、わたしの発言は不適と判断し削除致しました。申し訳ありませんでした。


タイトルRe^7: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13246
投稿日: 2005/03/05(Sat) 17:25
投稿者TEN

--> anonymous さん

> コメントありがとうございます。
> EF100-300mmF5.6Lに関しては、10年以上前に手放しており、EF70-200mmF2.8LUSMと所有していた時期と重ならないために、上述のような発言をしてしまいました(現在はEF70-200mmF2.8LUSMも手放しています)。当時もっとも安価なLレンズであり、個人的には期待していた性能を保持していないように感じたのは事実です。ただ、全くTENさんのおっしゃるとおりであり、わたしの発言は不適と判断し削除致しました。申し訳ありませんでした。

TENです。
削除までは必要ございません、私の方こそ言い方が悪かったですね。
実際にお使いだったことも、文脈から理解できず申し訳ないです。
EOS発売初期にFD100−300の焼き直しとして生まれた
(非Lの100−300から一部をUDレンズに入れ替えただけの)
安価レンズに、花形Lズームと同じ批評をすることが酷に思えることを
お伝えしたいだけです。
過去の役割・実績に関わりなく、一元的な実力評価を行う実力主義の
風潮が、レンズのベンチマーキングに何だか似ていると思います。
写真文化を楽しめるBBSを一緒に作りましょう。


タイトルRe^8: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13247
投稿日: 2005/03/05(Sat) 18:00
投稿者anonymous

--> TEN さん

 コメントありがとうございます。
 EF100-300mmF5.6LとEF70-200mmF2.8LUSMとの比較は、元質問からのわたしなりの回答であり、EF100-300mmF5.6Lを批判するつもりは毛頭ありませんでした。しかし所有者から見れば不快な発言であり、配慮が足りなかったと反省しております。

 しかし皆様の発言を拝見致しますと、このレンズは画質において評価が真っ二つに分かれているようですね。これだけ評価の分かれるレンズも少ないでしょう。今となれば個性的というべきでしょうか。この個性が気に入るかどうかで評価が大きく分かれているのかもしれませんね。


タイトルRe^7: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13275
投稿日: 2005/03/06(Sun) 07:26
投稿者健太郎

--> anonymous さん

削除されましたanonymousさんの発言には望遠レンズの絞り込みにおける描写の挙動やその仕組み、色収差と回折のバランス問題など技術的に盛りだくさんであり、特にEF70-200mmF2.8LUSMレンズとEF100-300mmF5.6Lレンズの絞り込み時における描写の記述自体はうぐぅさんのご質問に対する直接の回答であり、削除が実にもったいないと感じます。

anonymousさんは光学を勉強されてたそうで、今までの記事を拝見致しましても、かなりお詳しいものとお見受け致します。わたし自身EF100-300mmF5.6Lレンズには良い印象を持っておらず、anonymousさんの発言自体はなんら問題ないものと考えております。参考になる内容でしたので、削除ではなく修正のような形で再投稿という形にして頂ければ幸いです。


タイトルRe^4: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13212
投稿日: 2005/03/05(Sat) 09:52
投稿者hiraoka

--> うぐぅ さん

100-300F5.6Lを以前使用・テストした経験があるのでコメントを。

このレンズの色収差の補正はなかなかのものだと思います。いくら安いといっても、
http://web.canon.jp/Camera-muse/camera/lens/ef/data/ef_100~300_56l.html

を見ていただければわかるように蛍石、UDレンズを使用しています。特に全域で色収差が抑えられているのには驚きを隠せませんでした。(200〜300ミリ域で最大の描写を得られるという結果でした)

しかし、このレンズはUSMでもないため、AFはかなり遅く(感覚としてはシグマのマクロレンズのAFくらい)、MFの使用感もごりごりとしてお世辞にも良いものとは言えず動き物をこれで・・・というのはちょっと無理です。しかし、うぐぅさんが風景をこれでお撮りになるのであれば問題ないと思います。

また、色のりもそこらへんのレンズには決して負けません。こってりした描写が得られます。もちろん、特殊なガラスを使っていないレンズと比較してもその描写はまったく異なり、普及版の下手なレンズを買うのであれば私なら迷わずこちらです。

ちなみに私は、このレンズを数年前中古ショップで箱付き新品同様を25000円で購入しました。現在ならそのときよりもきっとお安く買えるのではないでしょうか?ヤフオクを見てももっと安い価格ですし。。。

確かに古いタイプの設計のレンズでしょうが、このレンズと似たような設計思想だと思われるIS付きの「EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM」は大変評判のよいレンズですよね。あまり長玉を必要としない私でも、このレンズを味わってから、EF100-400mm F4.5-5.6L IS USMが型落ち、あるいはよい価格のものがあれば入手したいと思っているくらいです。

以上、私の個人的な意見とまでに


タイトルRe^5: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13226
投稿日: 2005/03/05(Sat) 14:01
投稿者うぐぅ

anonymousさん、TENさん、hiraokaさん、返信ありがとうございます。

TENさんにお聞きしたいのでEF100-300mmF5.6Lとお持ちのF2.8ズームでは画質の差はどれ程あるとお感じでしょうか?
同時期にお持ちになられていた事はないとお見受けしましたが感覚的で宜しいので。

>最初の1本ならF2.8かF4のズームが良いでしょう。

200ミリの画各で十分なら良いのですが300ミリをカバーし画質そこそこで比較的軽いレンズも良いなと思いまして。
その意味ではシグマのアポマクロスーパーとかもどうかと思いますが。
ちなみに今手持ちのレンズはタムロン28-75F2.8とタムロン28-200F3.8-5.6(旧旧)になります。


hiraokaさんへ

>動き物をこれで・・・というのはちょっと無理です。しかし、うぐぅさんが風景をこれでお撮りになるのであれば問題ないと思います

仮にEF100-300mmF5.6Lを手にした場合、使用は風景で絞って使います。
ですのでAFスピードの遅さや暗さは問題ありません。
それより個人的に300ミリまでカバーする望遠レンズで画質そこそこでそれ程重くないのが良いなと思いまして。
70-200にテレコンを使って約300ミリをカバーするという手もありますが金額的にきついです。
かと言ってシグマ、トキナーの100-300F4の中古だと大きさと重さもありますし。
普通に使う分ならこれらでも良いのですが今年、初の槍ヶ岳登山に行きたくそのお供にと思いましたので。
単に画角のカバーなら28-200でも良いのですがせっかく苦労していくのだからそれなりのレンズが欲しいとこです。

以上、長文になってしまい申し訳ありませんでした。


タイトルうぐぅさんへ返答:100-300L
記事No: 13251
投稿日: 2005/03/05(Sat) 19:40
投稿者TEN

--> うぐぅ さん

> anonymousさん、TENさん、hiraokaさん、返信ありがとうございます。
>
> TENさんにお聞きしたいのでEF100-300mmF5.6Lとお持ちのF2.8ズームでは画質の差はどれ程あるとお感じでしょうか?
> 同時期にお持ちになられていた事はないとお見受けしましたが感覚的で宜しいので。
>
> >最初の1本ならF2.8かF4のズームが良いでしょう。
>
> 200ミリの画各で十分なら良いのですが300ミリをカバーし画質そこそこで比較的軽いレンズも良いなと思いまして。
> その意味ではシグマのアポマクロスーパーとかもどうかと思いますが。
> ちなみに今手持ちのレンズはタムロン28-75F2.8とタムロン28-200
> F3.8-5.6(旧旧)になります。

TENです。
お声掛けいただきありがとうございます。
EF100-300F5.6Lは10年前までで、EF80-200F2.8Lは今でも使っています。
絵は80-200の方が上です。解像感は相当に差があります。
が、単純に比較できないのが焦点距離と重さです。
昔は登山やハイキングをしていたので、装備の軽量化が必要でした。
100-300Lは重量が695gしかない割には風景撮影に良かったと思います。
(遅いAFに苦労しながら他にもいろいろ撮りましたけど)
今、そのキャラクターのレンズはEF70-200F4L+テレコン(925g)か
EF70-300F4.5-5.6DO(720g)でしょう。
DOの描写は、数日借用した印象では平均的ですね。100-300Lより良いかも
知れませんが、例えば巨大な氷塊となったマッキンリー山をハイライト部の
にじみなく100-300Lと同様に写せるのか、こういうところがLレンズの
信頼感だったりします。
今思うと、100-300Lは地味だけれど良いレンズだったのかも知れません。
デジタル一眼なら、弱点の低めのコントラストも後処理で補正できるし
暗いF値も感度を上げればシャッター速度を多少稼ぐことが出来そうです。そういう意味で中古3万円ならちょっと興味が出てきました。
キャノンが古い100-300Lをしばらくカタログに載せていたのも、この
レンズのとりえを(気変わりの早いユーザーより)よく分かっていたの
かも知れませんね。
一言、もし買われるならば過度の期待は禁物で、気長にとりえを見出して
くださいませ。


タイトルRe^5: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13227
投稿日: 2005/03/05(Sat) 14:07
投稿者
URLhttp://www.geocities.com/Yosemite/Falls/8836/

--> hiraoka さん

> 確かに古いタイプの設計のレンズでしょうが、このレンズと似たような設計思想だと思われるIS付きの「EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM」は大変評判のよいレンズですよね。あまり長玉を必要としない私でも、このレンズを味わってから、EF100-400mm F4.5-5.6L IS USMが型落ち、あるいはよい価格のものがあれば入手したいと思っているくらいです。

EF100-400mmISとEF100-300mm F5.6Lのレンズの設計方式の世代は
全然異なるものですよ。似ていることといえば直進ズームであること
くらいです。

EF100-400mmISは「インナーフォーカス」といって、レンズの中群を
動かして焦点を合わせる方式を採っています。軽い中群のレンズを
動かすので、AFは比較的高速ですし、ピントリングを回しても前玉
は回転しません。

一方、EF100-300mm F5.6Lはレンズの前玉を動かして焦点を合わせる
方式で、原始的な設計の部類に入ります。最も重い前玉を動かすこと
から、AFは遅いでしょうし、もしかしたらピント合わせで前玉が
回転するかもしれません(私はEF100-300mm F5.6Lは持ってませんので
EF100-300mm F5.6Lについては知りませんが)。
設計の世代としては、EF75-300F4-5.6 IS USMと同じ部類に入ります。


ただ、設計方式の新旧と画質は、直接は関係無いと思います。
特殊な光学材料を使えば、古い設計のレンズでも高画質は得られます。
違うのはAFや使い勝手の点ですね。


タイトルRe^6: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13237
投稿日: 2005/03/05(Sat) 15:13
投稿者JNR169

--> 広美 さん

>ピント合わせで前玉が回転するかもしれません

ちゃんと(?)前玉は回転します。


タイトルRe^4: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13222
投稿日: 2005/03/05(Sat) 13:37
投稿者まろ

--> うぐぅ さん

> それでもし100-300F5.6Lでも絞って撮るなら大口径タイプに迫るなら購入しようかと思います。

Lレンズ独特のこってり感とコントラストの高さは感じますが、正直なところ最近の望遠ズームと比較するとどうでしょうかってのがわたしの正直な感想です。「交換レンズ2000-2001」という本にレビューが載ってますが、ここでも評価は良くなく、実際わたしもそのように感じました。でも安価なレンズとは、求めている方向が違うような感じはしますが、個人的には総合力では微妙に思いました。中古で3万円出すならば、もう少しでEF75-300mmF4-5.6ISUSMが射程圏内に入ると思います。またトキナーのAT-X100-300mmF4も選択肢にはなるでしょう。選択幅の広さから考えるともう少し計画を練り直しても良いようにも思いました。


タイトルRe^5: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13229
投稿日: 2005/03/05(Sat) 14:18
投稿者うぐぅ

--> まろ さん

アドバイスありがとございます。
書き込みが前後してしまいましたのでこちらにレス付けさせて頂きます。

>またトキナーのAT-X100-300mmF4も選択肢にはなるでしょう

シグマと共に考えてみましたが重量的な物がありまして。
今回EF100-300mmF5.6Lを考えましたのは風景、特に山に行って使用しよと思いまして(行き先は初の槍ヶ岳)
レンズはタムロン28-75f2.8とこの100-300を持っていけば大抵の物は撮れると思います。
300までカバーして写りそこそこで重量も許容範囲でEF100-300mmF5.6Lは?と感じました。

>正直なところ最近の望遠ズームと比較するとどうでしょうか

シグマのアポマクロスーパーとの画質差に興味あったりしてます。
EF75-300mmF4-5.6ISUSMですが周辺部の流れる感じと聞いた事があるのと使用は三脚でですのでISの有無は気にしてません。
そんな感じでISより色乗りとコントラスト、解像度があればと思います。
もっとも低予算で都合良すぎと自分自身思いますが...


タイトルRe^6: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13233
投稿日: 2005/03/05(Sat) 14:48
投稿者まろ

--> うぐぅ さん

> シグマのアポマクロスーパーとの画質差に興味あったりしてます。

わたしはシグマAF70-300mmF4-5.6DLマクロスーパーというレンズを持ってます。うぐぅさんのおっしゃるアポマクロスーパーのアポなし版です。いまだEF100-300mmF5.6Lも持っているのですが、気のせいかこのシグマレンズの方が精細で解像度が高いように感じます。でもこってり感がなくフレアっぽいのかややコントラストは低めです。「交換レンズ2000-2001」でも撮影解像力はこちらの方が高評価でした。最近は軽快さからもっぱらシグマレンズの方を持ち出しています。やはりあちらを立てればこちらが立たずってところでしょうか。


タイトルRe^4: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13223
投稿日: 2005/03/05(Sat) 13:46
投稿者Lレンズ信者

わたしはLレンズ大好きなのですが、この100-300mmF5.6LはLレンズとしては少し物足りないかなと感じています。悪いという訳ではなくて期待値には届かないのではと思っています。ただこってり描写は小さなプリントでは良く見えるのではないでしょうか。高価なガラス材を使ってパープルフリンジを補正しているのでこれが目立つデジタルの世界では印象が異なるかもしれません。


タイトルRe^4: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13232
投稿日: 2005/03/05(Sat) 14:37
投稿者M-KEY

> ところで風景でF8〜16位に絞って撮る状況の場合、例えば70-200F2.8と100-300F5.6Lのようなレンズでは写りはどう違うでしょうか?

このEF100-300Lには、いい思い出がないですね。
たしか、EFの極初期の製品でNewFDの100-300Lからキャリーオーバーされた
光学系だったと記憶しています。

NewFD後期の名作に80-200/4Lという名作があり、それを使いたいが為に
AF化でメインシステムをEOSに移行後もしばらくはT90といっしょに所有していました。
で、EF80-200/2.8Lがあまりにも大きく重く感じていたので、比較的小型軽量で
『L』である当該レンズを買ったのですけど、作動感は悪いし周辺光量不足だしで
気になって、知人の持っている同光学系の(ハズ)NewFD100-300Lとくらべても
明らかに劣っており、ほどなく処分してしまいました。

質問の主旨はわかりますけど、この100-300Lを例に持ち出すのは不適当ですね。

現行の70-200mmでのF2.8とF4の比較では、開放値の絶対的な明るさという違いはあっても
相対的な描写性能という観点ではF4の方が上だと思います。
これって16-35/2.8Lと17-40/4Lとの対比と似ていますね。
Lレンズといえども、コストの制限のなかで作っているので、明るさという
性能に特化した場合は、トータルとしての性能は落ちていることもあるでしょう。


タイトルRe^4: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13257
投稿日: 2005/03/05(Sat) 21:05
投稿者キヤノジナー

--> うぐぅ さん

> ところで風景でF8〜16位に絞って撮る状況の場合、例えば70-200F2.8と100-300F5.6Lのようなレンズでは写りはどう違うでしょうか?

ご参考になればと思い手持ちの100〜300mmF5.6Lと70〜200mmF2.8L ISと100〜400mmL ISの焦点距離:200mm、F11での比較画像を撮影しサンル画像BBSにアップしておきました。
今や100〜300mmLはさすがに防湿庫の奥に眠ったままです。
しかし、蛍石を使っているので色収差が出難くく、カラーバランスがいいです。
銀塩当時80〜200mmF2.8Lが黄色味のカラーバランスに対して100〜300mmLは白鷺が白く写ってくれたのには驚きました。
80〜200mmF2.8Lは70〜200mmF2.8Lが出たら即買い換えましたが何故か100〜300mmF5.6Lはいまだに手元にあります。


タイトル80-200Lの黄色味?について
記事No: 13279
投稿日: 2005/03/06(Sun) 09:38
投稿者TEN

--> キヤノジナー さん

> 銀塩当時80〜200mmF2.8Lが黄色味のカラーバランスに対して100〜300mmLは白鷺が白く写ってくれたのには驚きました。
> 80〜200mmF2.8Lは70〜200mmF2.8Lが出たら即買い換えましたが何故か100〜300mmF5.6Lはいまだに手元にあります。

80-200F2.8Lの黄色味の事が気になったので、駄レスですが失礼します。
キヤノジナーさんはリプレースして正解だったかも。
80-200Lはレンズ貼り合わせ接着剤が黄ばむ個体があるそうで、出るものは
比較的早く出るそうです。(よく使っている方が出にくいとも)
出ると、UDレンズを含めての交換が必要で事実上の臨終になるそうです。
私はいまだに使っていますが、当たりだったようで十数年を経てもまだ
黄変はでていません。
 自分で気づいていない可能性もありますが、常用にしており写真仲間
 からも黄色いと言われたことないんですよね。
ちなみに70-200Lではレンズ(2群?)コーティングの色味変化が個体に
寄っては発生するようですので、中古を買う方は一応注意した方が良いと
思います。(よく見ると分かるほどだそうです)
 他のレンズが出ないといっている訳ではなく、他の情報を知りません。
私が言っているこういう事ってどの程度確かか分かりませんが、
キヤノジナーさんが自分の身に起きたことを(一般的に)黄色味すると
おっしゃるのと同様に、そんなことも起きることがあるとか、そんな考え方
もあるという受け取り方が、ネット情報にはよいのかもしれません。


タイトルRe^4: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13284
投稿日: 2005/03/06(Sun) 14:42
投稿者望遠中心

--> うぐぅ さん

> ところで風景でF8〜16位に絞って撮る状況の場合、例えば70-200F2.8と100-300F5.6Lのようなレンズでは写りはどう違うでしょうか?

もしかしてわたしのレンズだけかもしれませんが、EF100-300mmF5.6Lはコントラストは高いのですが、シャープネスが低いように思います。右上部と左下部で解像度が異なり、特に右上部はコマ収差が発生したように像が流れますので、何らかの原因でわたしのレンズが偏芯したのかもしれません。しかしまろさんも参照された「交換レンズ」という本では著者によるテスト結果でも右下で像が崩れる旨の記述がありますので、もしかすると潜在的なものかもしれません。

また、既に削除されていますが、anonymousさんも書かれていた通り、望遠レンズでは絞りによる描写力の変化が小さいので、解像力の甘さが絞ったときも出やすいようです。わたしの入手したEF100-300mmF5.6Lレンズがハズレの可能性もありますが、一応参考までに。


タイトルRe^5: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13330
投稿日: 2005/03/07(Mon) 12:17
投稿者初老たけし

--> 望遠中心 さん

> もしかしてわたしのレンズだけかもしれませんが、EF100-300mmF5.6Lはコントラストは高いのですが、シャープネスが低いように思います。右上部と左下部で解像度が異なり、特に右上部はコマ収差が発生したように像が流れますので、何らかの原因でわたしのレンズが偏芯したのかもしれません。しかしまろさんも参照された「交換レンズ」という本では著者によるテスト結果でも右下で像が崩れる旨の記述がありますので、もしかすると潜在的なものかもしれません。

わたしのEF100-300mmF5.6Lも特に300mm域の四隅周辺での像の流れ方が対称ではないようです。望遠ではパンフォーカスする機会がほとんどないために長い間気が付かず、購入時からの問題かどうか分かりません。

これに気付いて、激安のシグマ望遠ズーム(AF100-300F4.5-6.7DL)でもチェックしたところ、こちらは問題なしでした。多少ガタがあるのですが上方向にガタ付かせた時も下方向にガタ付かせたときも意外にも周辺の流れ方は対称でした。

望遠レンズでの撮影の場合、周辺は大きくボケるのであまり深刻な問題ではないかもしれませんね。


タイトルRe^6: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13388
投稿日: 2005/03/08(Tue) 16:18
投稿者望遠中心

--> 初老たけし さん

> 望遠レンズでの撮影の場合、周辺は大きくボケるのであまり深刻な問題ではないかもしれませんね。

わたしも四隅像の流れの対称性そのものはあまり問題視していないのですが、偏芯が原因で中心付近の解像度まで影響を与えているのではないかと心配なんです。…と言いますのは、人によってこのEF100-300mmF5.6Lレンズの評価が大きく分かれているからです。

もしかすると元々偏芯しやすい内部欠陥を持っていて、これが現れていないレンズは評価が高く、何らかの原因で偏芯したレンズは極端に解像度が落ちてしまうのではないかと。キヤノジナーさんのサンプルを拝見する限り、思っていたよりも高解像度に見えますので。古いレンズを一度もオーバーホールせずに使っているわたしも問題なのですが… (^_^ゞ


タイトル「交換レンズ」より一部要約
記事No: 13285
投稿日: 2005/03/06(Sun) 15:09
投稿者三枝(さえぐさ)

--> うぐぅ さん

EF100-300mmF5.6Lが話題ですね。
学研から発売された「交換レンズ」から本レンズの評価の一部を要約したいと思います。「交換レンズ」は発売当時に現行と言われたAFレンズのほとんどのレビューが記載された本です。ここから話題のEF100-300mmF5.6Lの記事を見てみたいと思います。これもあくまでも評価の1つとして見てください。

「高性能が売り物のLレンズもこの仕様では存在価値がない」とショッキングなタイトルが付き、仕様、操作性と続きます。解像力テストでは、「画面中心も周辺も高性能が売りのLレンズとしては物足りない」とし、実写テストでは、「コントラスト及び鮮鋭度も高いがLシリーズとしては物足りない」としています。最後に「この仕様ではどうにも推奨しようがない」で評価を結んでいます。

当時、学生だったわたしは比較的安価だったこのLレンズも高嶺の花で、知人から借り受けたときは、うれしくてかなりの枚数を撮影したものです。当時の廉価なズームレンズよりは描写力は上だと感じました。ただ、今の新設計のズームレンズとの比較となるとどうでしょうか…。


タイトルRe^3: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13221
投稿日: 2005/03/05(Sat) 12:59
投稿者初心者アシ

--> kenkoフリク さん

> やはり、設計の点で超広角よりも制約が少ないのでしょうか。

コンタックスのディスタゴン21mm/F2.8という実例があるように広角レンズも望遠レンズ並に蛍石+UDレンズ2枚といった物量を投入すれば性能は出せます。
 キヤノンの方針としての、標準近辺には物量を投入してはいけない、超広角についても可能な限りゼロにするという制約が問題ですね。蛍石を量産してるキヤノンしか蛍石広角は作れないのにもったいない。


タイトルRe^4: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13225
投稿日: 2005/03/05(Sat) 13:59
投稿者魚眼にハマってます

--> 初心者アシ さん

> コンタックスのディスタゴン21mm/F2.8という実例があるように広角レンズも望遠レンズ並に蛍石+UDレンズ2枚といった物量を投入すれば性能は出せます。
--- 中略 ---
> 蛍石を量産してるキヤノンしか蛍石広角は作れないのにもったいない。

超望遠レンズは物量さえ投入すれば容易に色収差が取れるそうですが、超広角レンズは実在光学ガラスをどんなに組み合わせても、色収差は原理的にとりにくい収差構造になっていると聞きました。

キヤノンのインタビュー記事には「回折光学素子がワイド系レンズの色収差を取る唯一の手段」との記述があり、蛍石はもちろんのこと、キヤノンならば回折光学素子の使用が気になります。やっぱ広角ではよりフレアが問題なのかな。
# http://cweb.canon.jp/camera/ef/special/third/third05.html


タイトルRe^5: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13234
投稿日: 2005/03/05(Sat) 15:07
投稿者初心者アシ

--> 魚眼にハマってます さん

> 超広角レンズは実在光学ガラスをどんなに組み合わせても、色収差は原理的にとりにくい収差構造になっていると聞きました。

 これを言ってるのはキヤノンの一部設計者だけですよね???ツアイスやシグマはそう言ってないし現実に特殊ガラスの枚数と色収差の残存量は比例しています。


> キヤノンのインタビュー記事には「回折光学素子がワイド系レンズの色収差を取る唯一の手段」との記述があり、蛍石はもちろんのこと、キヤノンならば回折光学素子の使用が気になります。

 これを言ってるのもキヤノンの回折光学素子担当者だけですよね。現実に回折光学素子は他の性能が悪すぎてLレンズを名乗れないし。

 企業組織の中でサラリーマンとして生きていく技術者には、それぞれ立場上の都合があるので発言にバイアスがかかっています。
 根っからのエンジニアは独立して設計事務所を作って古巣からの設計受注してたりするし。


タイトルRe^6: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13238
投稿日: 2005/03/05(Sat) 15:22
投稿者魚眼にハマってます

--> 初心者アシ さん

>  これを言ってるのはキヤノンの一部設計者だけですよね???ツアイスやシグマはそう言ってないし現実に特殊ガラスの枚数と色収差の残存量は比例しています。

おぉ、なるほど。
素人的な発想としてはレトロの広角は後玉のプラスの強いパワーで補正しないといけないのでパワー面で劣る異常分散レンズでは制限が大きいかと思ってしまいました。ただ、現実となると、異常分散レンズの枚数と残存色収差量が反比例しない量を採用しないので、実際のレンズがそう見えるだけなのかも... (^_^;)


タイトルRe^6: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13239
投稿日: 2005/03/05(Sat) 15:32
投稿者空から雨が降ってきた

--> 初心者アシ さん

> > 超広角レンズは実在光学ガラスをどんなに組み合わせても、色収差は原理的にとりにくい収差構造になっていると聞きました。
>  これを言ってるのはキヤノンの一部設計者だけですよね???ツアイスやシグマはそう言ってないし現実に特殊ガラスの枚数と色収差の残存量は比例しています。

「ツアイスやシグマはそう言ってない…」というのはキヤノンの一部設計者の言う「色収差は原理的にとりにくい収差構造になっている」という言葉を否定できないのではないでしょうか。ツアイスやシグマが「超広角は色収差がとりやすい」あるいは「超広角は色収差がとりにくくない」と言っているのなら分かるのですが...


タイトルRe^7: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13241
投稿日: 2005/03/05(Sat) 15:43
投稿者CANONET G3 QL17

--> 空から雨が降ってきた さん

広角の方が収差の除去が難しいというのは、それはそうだと
思います。だから除去するためには低分散ガラスの多用など
物量投入が必要なはずですが、Canonはいまいち投入が甘い
(社内の設計ガイドラインで制限されてるとか、堅物上司が
制限しているとか)のか、いまいちですね。N社のようにAPS
に特化して周辺をある程度あきらめる覚悟でやってはいない
わけだから、ぜひもっとがんばってほしいです。
実際、いまどきレンズ設計なんて自動設計ですから、重視する
点を倍率色においたり、周辺画質確保するイメージサークルを
広めにとってオートかければ解はでるはずですが、それが出ない
のは、特殊硝材の投入枚数に制限があるとかしか考えられない
(まあそれはコスト制限とイコールなんすけど)です。
やりゃできるわけですから。


タイトルRe^8: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13244
投稿日: 2005/03/05(Sat) 16:54
投稿者空から雨が降ってきた

--> CANONET G3 QL17 さん

> 特殊硝材の投入枚数に制限があるとかしか考えられない
> (まあそれはコスト制限とイコールなんすけど)です。

これは何年か前に雑誌の記事かなにかで読んだ記憶があります。出典は記憶しておりませんが、キヤノンではいち早く無公害なレンズの鉛フリー化に取り組んでいて、そのために使用可能なレンズ材、特に特殊な材料は大きく制限を受けてしまうようなことが書いてあったと思います。

かつては"L"レンズの定義として「"研削研磨非球面レンズ"または"特殊低分散レンズ"の少なくとも一方を採用すること」と世間一般に言われていました。これが真だとすると最近はLレンズのオンパレードになって販売戦略上不都合なのかもしれませんね。


タイトルRe^9: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13245
投稿日: 2005/03/05(Sat) 17:09
投稿者CANONET G3 QL17

--> 空から雨が降ってきた さん

> これは何年か前に雑誌の記事かなにかで読んだ記憶があります。出典は記憶しておりませんが、キヤノンではいち早く無公害なレンズの鉛フリー化に取り組んでいて、そのために使用可能なレンズ材、特に特殊な材料は大きく制限を受けてしまうようなことが書いてあったと思います。

いわゆるエコガラスって奴ですね。エコガラスも出始めの頃に
くらべ、ずいぶんラインナップがそろってきて、低分散をはじめ
として、高級仕様のレンズをつくるのにも問題ないレベルになって
いるらしいですよ。

> かつては"L"レンズの定義として「"研削研磨非球面レンズ"または"特殊低分散レンズ"の少なくとも一方を採用すること」と世間一般に言われていました。これが真だとすると最近はLレンズのオンパレードになって販売戦略上不都合なのかもしれませんね。

まあ一眼デジになったからって殆どのユーザーは標準ズームつけ
っぱなしでしょうから、そういうのまで高級仕様の設計にしなく
てもいいと思いますが、せめてL位はもっとこだわりレベルを
上げた設計にしてくれてもいいって思います。。。
Canonに技術的に出来ないわけ無いのに、やらないところが。。。ね。


タイトル遅くなりましたが皆様どうもありがとうございます
記事No: 13340
投稿日: 2005/03/07(Mon) 18:16
投稿者うぐぅ

TENさん、キヤノジナーさん、まろさん、M-KEYさん、Lレンズ信者さん
望遠中心さん、anonymousさん 、健太郎さん、三枝(さえぐさ)さん
初老たけしさん

貴重なお話しをお聞かせくださりどうもありがとうございました。


TENさんへ

EF100-300F5.6Lはお話しによると解像度では物足りないところがあるようですが色乗りでは良いようですね。
レンズデータベースにも関する事がありましたし。

まろさんへ

EF100-300F5.6LとシグマAF70-300mmF4-5.6DLマクロスーパーのお話しお聞かせくださりありがとうございます。
解像感ではシグマに軍配ですか...(う〜ん)
自分はEF100-300F5.6Lに高性能の「L」という安心感を求めてというより
設計年代の古さはあっても蛍石を採用しデジタルで目立つ色収差が有利ではないかという事と。
それらを踏まえ実売3万円のレンズならば良いかな?と思ってました。
仮に色乗りでアポマクロスーパーで勝っても解像感を含めた部分で過度の期待は厳禁と判りました。

キヤノジナーさんへ

撮影サンプルを投稿してくださりどうもありがとうございました!
しかも100〜300mmF5.6L、70〜200mmF2.8L IS、100〜400mmL ISとの実に判り易い比較。
やはり現行の実力のあるレンズとでは分が悪いですね。
ある意味100〜300mmF5.6Lは実売3万というのは適正かもしれませんね。
でもここでも100〜300mmF5.6Lは色収差に関しては見るべきとこがあると感じました。


本来ならばコメントしてくださりました皆様にお一人ずつお礼申し上げるべきですが
かなりの長文になってしまうのもありまとめての御礼とさせて頂きます。
どうか御了承ください(ぺこり)

最後になりますが今ひとつ。
以前こちらで話題になっておりましたが海外のサイトでレンズ評価のページがありましたが皆さんはこの評価をどう思われますでしょうか?
自分はここの評価で実売3万付近のシグマのアポマクロスーパー、100〜300mmF5.6Lと比べた場合
100〜300mmF5.6Lの方が良いのではないかと思い購入を考えたのですが....

http://www.photozone.de/active/survey/querylenstxt.jsp?filter=%22brand='Canon%20EF'%20OR%20brand='Sigma%20AF'%20OR%20brand='Tamron%20AF'%20or%20brand='Tokina%20AF'%20or%20brand='Vivitar%20AF'%22


タイトルRe: 遅くなりましたが皆様どうもありがとうございます
記事No: 13451
投稿日: 2005/03/09(Wed) 18:49
投稿者まろ

--> うぐぅ さん

> 以前こちらで話題になっておりましたが海外のサイトでレンズ評価のページがありましたが皆さんはこの評価をどう思われますでしょうか?

なかなかレスが付きにくいようですね。
さっそく紹介されたサイトを拝見させて頂くと、わたしの想像を超えたかなり高い評価がなされていて興味深いです。車や家電品、はたまたテレビ番組や音楽などもそうなのですが、いくつものサイトを巡ると評価が極端に二手に分かれるものが存在します。ご紹介のサイトも一見定量的に見えるので説得力があるのですが、他のサイトのレビューも参考にされると良いでしょう。

個人的な印象で申し訳ないのですが、わたしは「高性能を目指して設計されたがそれが性能的にうまく消化できていないレンズ」に感じています。イエ、当時はそれでも高性能だったのかもしれません。レンズ設計やレンズ材料の進化によってレンズ性能全体の大幅な底上げがなされているので、今見るとそう見えてしまうだけの話かもしれません。そのサイトの本レンズの評価が古いものであれば、高評価であってもおかしくはないでしょう。

さすがに操作性では時代を感じますが、描写力は決して悪くなく、精細感や周辺光量低下等を求めなければ、今でも一級品クラスに近い性能はあるでしょう。ただこれは銀塩時代の感想であり、シャープネスによって精細感を演出できるデジタルの世界では色収差が高度に補正されたこのレンズは、合うのかもしれませんね。


タイトルRe^8: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13274
投稿日: 2005/03/06(Sun) 07:10
投稿者初心者アシ

--> CANONET G3 QL17 さん

> やりゃできるわけですから。

 そういうことなんですよね。ファインダーのピントが見にくいのもAFの構図確認用と割り切って、ここ10年ほどスクリーン・ファインダー系の開発予算ゼロが問題でありペンタックスやニコン並にキスデジのファインダーも安くて見やすくすることも「やりゃできる」わけですから。


タイトルRe^4: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13256
投稿日: 2005/03/05(Sat) 20:57
投稿者

--> 初心者アシ さん
 キヤノンの方針としての、標準近辺には物量を投入してはいけない、超広角についても可能な限りゼロにするという制約が問題ですね。蛍石を量産してるキヤノンしか蛍石広角は作れないのにもったいない。

このことは他のスレでも言及されておられましたね。実は大変気になってます。
技術的問題ではなく組織的問題だとすると、ぜひここで話を大きくして、みんなで大問題にしていただきたいですね。笑
もちろんご迷惑のかからない範囲で、何らかの形でもう少し言及していただけると嬉しいのですが。可能でしょうか。

キヤノンの広角が望遠に比して弱いのは、昔からいわれていることのようですがこれが解決すれば無敵のシステムということになります。とりわけフルサイズ機を持つキヤノンではこれまでに増して急務の課題であるはずですね。17−40以外、広角にたいしてどう取り組むのか気になってます。それとも評判の良い10ー22を20Dやキスで使えというのでしょうか。それならばAPS規格の優位性をみずから裏付けることになってしまいますね。この点気になってます。


タイトルRe^5: 普及型ズームとLズーム
記事No: 13287
投稿日: 2005/03/06(Sun) 16:33
投稿者kenkoフリク

--> シャーレ さん

>  キヤノンの方針としての、標準近辺には物量を投入してはいけない、超広角についても可能な限りゼロにするという制約が問題ですね。
17−40以外、広角にたいしてどう取り組むのか気になってます。

物量の投入してでも安心して任せられる明るい広角レンズ作ってほしいものです。SIGMAの12−24などはそうレンズ数の半分近くが特殊レンズでまさにゴテゴテって感じですよね。でも、その効果もあってかなかなかいいレンズ。それくらいの物量を投入してもらえれば・・・と思わずにはいられないです。

でも、そうなると値段もものすごいことになってしまうかな・・・?いまでも特殊レンズの枚数が半分くらいしかないのに値段だけは二倍高いなんてことがありえてしまうし。

それとも、特に名前の明かされていないレンズにも高価(良質)な硝材を使ったり、他のレンズメーカーより高い技術精度をもっているからこそ、この値段が提示されているのかと、疑問に思えてしまいます。
(製造メーカーとしての特権を使っているのだったら悲しすぎますが・・・)