一括表示

[No.67115] パープルフリンジたてなおし 投稿者:JBs  投稿日:2012/04/21(Sat) 19:12

荒れスレを伸ばすよりは立て直したほうが見やすいでしょう。


途中のレスでありましたが、パープルフリンジ(補色の収差が
見当たらない)は、紫外線の影響が大きいです。

同じ絞りなのに、何故飛んでるような絵じゃないと出にくいかというと
まさしく紫外線だからです。

普通紫外線はCMOS前のバンドパスフィルタで排除されているので
あまりお目にかかることはありません
しかしバンドバスフィルタ(この場合可視を通す)というのは、
可視光に対して相対的に紫外線や赤外線の透過量を落とすということであって、
完全にゼロに出来るわけではありません

したがってハイライトとシャドーの差が大きいエッジでは
シャドー側の可視光の量が凄く少ないのに対して、ハイライトの
紫外線はたっぷりあるのでパープルフリンジが出ます。
なので「明るいところ以外では目立たない」んじゃなくて
本当に「出ていない」に近いです。


で、紫外線でパープルフリンジが出るというのは
同時にある意味色収差だとも言えます。
普通レンズは可視光の範囲は赤から青までが同じところに
結像するようの収差が(出切るだけ)補正されています。

しかし紫外線や赤外線は写らないのが前提なので補正されていません。
その為、紫外線が写ってしまうと色収差のようにエッジに色がつきます。

明るい単焦点の開放付近でパープルフリンジが多いのは、
可視の範囲でさえ難しい補正を行っているわけで、当然紫外線
赤外線の範囲なんて無理って話だからです。
要するに紫外線、赤外線の範囲の色収差が多いわけです。
もしCMOS前のバンドパスフィルタを外せば、単に色収差が多いレンズの
ように写るでしょう。

またキヤノンの場合ですが、1D系(Ds系)とそれ以外では、
バンドパスフィルタの性能に顕著な違いがあります。場合によっては
パープルフリンジの多寡の大きな違いが出るでしょう。


この紫外線まで色収差補正の施されたレンズというのは
UVニッコールなどがあります。100mmF4.5ぐらいで40万円ぐらいでしたっけ?
Cマウント向けのちいさなレンズでも20万ぐらいします。


[No.67116] Re: パープルフリンジたてなおし 投稿者:POLICE  投稿日:2012/04/21(Sat) 20:39

かなり参考になりました。ありがとうございます。やっとですが、
こう、建設的というか、識者の意見が出てくると、うれしくなります。
今度、テストしてみますが、SCの41-40あたりを複数枚重ねがけすれば、
低減効果が向上するとみてもよさそうですか?
スペクトル図をみてみると、かなりシャープカットされているみたいなのですが、
じつはまだUVが抜けているとは盲点でした。参考になります。
バイオレット色のフリンジと、緑っぽいフリンジ、大体6:4ぐらいの量で
発生しているのですが、その6の部分が低減の可能性がある、ということでしょうか。

手元に1DsMk3と5DMk2があるので、同条件でテストしてみます。
5DMk3との差をどなたかテストしていただければ、もっと助かるのですが...
そういう差を設けているというか、フラッグシップには色んな意味でお金を
かけているんだなと、ちょっとだけいい気分になりました。無理して買ったので..


[No.67117] Re: パープルフリンジたてなおし 投稿者:Crystal2  投稿日:2012/04/21(Sat) 20:54

なんか試して欲しいシチュがあれば、手持ち機材が要求に合えば協力しますよ。
レンズは単・ズームともにCの最新は大体ありますが、ボディが1D4と1Ds2、7D、KDNしかありません。

> かなり参考になりました。ありがとうございます。やっとですが、
> こう、建設的というか、識者の意見が出てくると、うれしくなります。
> 今度、テストしてみますが、SCの41-40あたりを複数枚重ねがけすれば、
> 低減効果が向上するとみてもよさそうですか?
> スペクトル図をみてみると、かなりシャープカットされているみたいなのですが、
> じつはまだUVが抜けているとは盲点でした。参考になります。
> バイオレット色のフリンジと、緑っぽいフリンジ、大体6:4ぐらいの量で
> 発生しているのですが、その6の部分が低減の可能性がある、ということでしょうか。
>
> 手元に1DsMk3と5DMk2があるので、同条件でテストしてみます。
> 5DMk3との差をどなたかテストしていただければ、もっと助かるのですが...
> そういう差を設けているというか、フラッグシップには色んな意味でお金を
> かけているんだなと、ちょっとだけいい気分になりました。無理して買ったので..


[No.67118] Re: パープルフリンジたてなおし 投稿者:JBs  投稿日:2012/04/21(Sat) 21:45

もし機種毎の紫外線のテストをされる場合、可能であれば380nm(400に近い)
あたりの光線をお勧めします。
紫外線の機種毎の違い自体、この光とEOSシステムを組み合わせたシステムを
作っていてその際に気づいたことなんですよ。
逆にいうと1系は紫外線撮影には向きません(笑)
5D系は初代しか上記システムで使っていないので
もしかするとII以降1系と同じ傾向になるかも知れません。
現像した画像の状態では、1系が青、それ以外が赤紫に出るはずだと思います。


[No.67122] Re: パープルフリンジたてなおし 投稿者:magnon  投稿日:2012/04/22(Sun) 02:50

みなさま、お久しぶりです。

> こう、建設的というか、識者の意見が出てくると、うれしくなります。
> 今度、テストしてみますが、SCの41-40あたりを複数枚重ねがけすれば、
> 低減効果が向上するとみてもよさそうですか?

これって、分光特性を見て、もっとも長波長側でカットできる
フィルタ1枚だけでOKのような。

> スペクトル図をみてみると、かなりシャープカットされているみたいなのですが、
> じつはまだUVが抜けているとは盲点でした。参考になります。
> バイオレット色のフリンジと、緑っぽいフリンジ、大体6:4ぐらいの量で
> 発生しているのですが、その6の部分が低減の可能性がある、ということでしょうか。

うちは24/1.4II、85/1.2LIIにKenkoのL41をつけている(先代からのお下
がり)のですが、すでに先代の結果は輝度差の激しいシチュエーションの
写真を見つけるのが困難なので、85/1.2IIしかわかりませんが、デフォー
カスしている輝度差のある場所は緑色のフリンジ?はあるけれど紫色に
は転んでないような気がします。同じシチュエーションで普通のプロテクタ
しかしていない50/1.0では派手にパープルフリンジが出てました。
ただもっとデータ探さないと何ともいえませんが。(その写真までが
5D2でした。)

あとこの緑の縁、DLOで微妙に改善しませんかね? なくなりはしないけど。

> 手元に1DsMk3と5DMk2があるので、同条件でテストしてみます。
> 5DMk3との差をどなたかテストしていただければ、もっと助かるのですが...
> そういう差を設けているというか、フラッグシップには色んな意味でお金を
> かけているんだなと、ちょっとだけいい気分になりました。無理して買ったので..

うちはもう5D3しかないから、ボディ比較ができないけど・・・ レンズは
しばらくボディの更新がなかったせいもあって、そこそこ買いました。
というものの、きつめの紫外線カットフィルタである程度改善できるのは
フィルタをつけられるレンズだけですかね。

あと赤外線も疑ってはいたんですが、紫外線カットフィルタとちがって、
分光特性が良い赤外線カットフィルタってなかなか無いというか、
そこそこの物でもえらく高くて買って試す気力が無いまま忘れていたのでした。


[No.67119] Re: パープルフリンジたてなおし 投稿者:E.O  投稿日:2012/04/21(Sat) 22:53

Re: パープルフリンジたてなおし

なるほど、レンズの収差補正・色消しは可視光線を中心に行なわれている訳ですね。
そうなると、PFの正体が紫外線や赤外線の類であると考えた場合、屈折率の異なる
紫外線や赤外線には、補正レンズはあまり役に立っていないと思われます。

収差が発生する要因は、光がプリズムや球面ガラスを通る事です。
光がレンズを一枚通るごとに収差が発生し、補正レンズに通る際にも
特に紫外線は屈折率が異なり、思うほど補整されず次のレンズへ光が移行する。

そしてまた光が球面を通り収差が発生する。これを繰り返すと
あまり補正されない紫外線域は、どんどん収差を蓄積させていき、
レンズ構成枚数が多いレンズほど紫外線域は拡散していくと考えられる。

つまり、拡散が大きい紫外線域はコントラストが小さくなり目立たない。

単焦点レンズの様に、構成枚数が少ないほど光が球面を通る機会も少なく、
紫外線域の拡散の蓄積が少ないので、コントラストが保持される傾向になり、
結像した像にくっきりとした縁取り・PFを形成するのかも知れないですね。



ちなみにシグマの70mmマクロで撮影した画像が在るのですが、これってPFですかね?
可視光線内の色収差+紫外線域のパープルフリンジのように感じるのですが、
割と評判の良いマクロレンズですが、意外と収差が出るんですよね。

このレンズ、開放からシャープな為か、拡大すると結構収差が目立ちます。


 

> 荒れスレを伸ばすよりは立て直したほうが見やすいでしょう。
>
>
> 途中のレスでありましたが、パープルフリンジ(補色の収差が
> 見当たらない)は、紫外線の影響が大きいです。
>
> 同じ絞りなのに、何故飛んでるような絵じゃないと出にくいかというと
> まさしく紫外線だからです。
>
> 普通紫外線はCMOS前のバンドパスフィルタで排除されているので
> あまりお目にかかることはありません
> しかしバンドバスフィルタ(この場合可視を通す)というのは、
> 可視光に対して相対的に紫外線や赤外線の透過量を落とすということであって、
> 完全にゼロに出来るわけではありません
>
> したがってハイライトとシャドーの差が大きいエッジでは
> シャドー側の可視光の量が凄く少ないのに対して、ハイライトの
> 紫外線はたっぷりあるのでパープルフリンジが出ます。
> なので「明るいところ以外では目立たない」んじゃなくて
> 本当に「出ていない」に近いです。
>
>
> で、紫外線でパープルフリンジが出るというのは
> 同時にある意味色収差だとも言えます。
> 普通レンズは可視光の範囲は赤から青までが同じところに
> 結像するようの収差が(出切るだけ)補正されています。
>
> しかし紫外線や赤外線は写らないのが前提なので補正されていません。
> その為、紫外線が写ってしまうと色収差のようにエッジに色がつきます。
>
> 明るい単焦点の開放付近でパープルフリンジが多いのは、
> 可視の範囲でさえ難しい補正を行っているわけで、当然紫外線
> 赤外線の範囲なんて無理って話だからです。
> 要するに紫外線、赤外線の範囲の色収差が多いわけです。
> もしCMOS前のバンドパスフィルタを外せば、単に色収差が多いレンズの
> ように写るでしょう。
>
> またキヤノンの場合ですが、1D系(Ds系)とそれ以外では、
> バンドパスフィルタの性能に顕著な違いがあります。場合によっては
> パープルフリンジの多寡の大きな違いが出るでしょう。
>
>
> この紫外線まで色収差補正の施されたレンズというのは
> UVニッコールなどがあります。100mmF4.5ぐらいで40万円ぐらいでしたっけ?
> Cマウント向けのちいさなレンズでも20万ぐらいします。


[No.67120] Re: パープルフリンジたてなおし 投稿者:POLICE  投稿日:2012/04/21(Sat) 23:35

どうやら、これを利用すると紫外線由来のフリンジ低減が可能のようです。
ttp://www.isuzuglass.co.jp/products/filter04.html
JBsさんからヒントを得ました。
そこから掘り下げていくと、追求がハンパない方にたどり着くと思います。
そこからの引用ですが、重ねがけは効果がないそうです。
そして、E.Oさんのサンプルを見るに、短波由来のフリンジは半減もしくは除去
できる。しかし、前後で緑とピンクのフリンジは、可視光由来なのではないでしょうか。
浅く接写という、かなりよくあるシチュエーションだと思いますが、
モチーフの輝度差がある意味激しい白黒です。こういった場合は、ソフトで
消しても影響は少ないかもしれませんが、確か真ん中に液晶の表示があったと
思います。そこらへんは影響を強く受けてしまうかもしれませんね。
(すごい機材ですね!)

Crystal2さん、お手持ちの機材...結構お持ちですね。
なんというか、機種間の差みたいなものって、あるのでしょうか。
この機種だと目立ちやすい、みたいな。


[No.67121] Re: パープルフリンジたてなおし 投稿者:JBs  投稿日:2012/04/21(Sat) 23:53

>>単焦点レンズの様に、構成枚数が少ないほど光が球面を通る機会も少なく、

単純に普通のレンズの硯材は紫外線の透過率が良くないので、
レンズ枚数を増やすだけで、紫外線はある程度抑えられます。

そのため紫外線専用のレンズは蛍石などが用いられています。

こういう異常分散の硯材はどうなんだろう?
普通に考えれば紫外域も少し抑えられる気はしますが。


>>ちなみにシグマの70mmマクロで撮影した画像が在るのですが、これってPFですかね?

これは普通に色収差だと予想します。
理由としては反対側にちゃんと補色側の色が出ていること、
照明がなんなのかわかりませんが人口照明の場合は紫外光を含んでいない
可能性があることです。


[No.67123] 紫外線カットフィルタについて 投稿者:JBs  投稿日:2012/04/22(Sun) 11:01

私の知る限り紫外線カットフィルタは玉石混合です。
民生向けはまったくスペックの出ていないものもあります。

流石に業務向け(っていうかな)のものは効果自体は
きっちりありますが、スペックシート上も入射角の保証は0度で
角度依存性は民生ものと同じく高いです。

付き合いのある光学屋さんにお願いしたところ、
POLICEさんご紹介のものを持ってきてくれました。
(実際にはその光学屋さんはトキナーから入手したようですが)
これは文句のつけようの無いものでした。


[No.67124] Re: 紫外線カットフィルタについて 投稿者:tune  投稿日:2012/04/22(Sun) 18:13

Re: 紫外線カットフィルタについて

パープルフリンジが単純な色収差に起因するとは思えない部分がありますので
簡単な参考資料を作ってみました
元画像は天体写真なので馴染みの無い方にはわかり難いかもしれませんが、使用した
光学系は青の収差をかなり意図的に残した(と思われる)ペンタックスの400mmF4の
天体写真用レンズです。

元画像の中央の明るい星に顕著なパープルフリンジが現れています、RGBに分解した画像を
右側に載せました、真ん中のG画像で星の周りに顕著な暗域が見て取れます。
これの原因はわかりませんが、星の部分だけG画像をR画像に置き換えてみたのを
元画像の下に掲載しました、形の上ではパープルフリンジが見事に消えてますので
G画像で現れていた暗域がパープルフリンジとして見えるのがわかると思います

紫外線が悪さをしているのならB画像の輝度を落とす等をすれば、簡易フィルターシミュレーションが
できるとおもいます
ちなみに参考資料の写真はホームズ彗星を写したものです


[No.67125] Re: 紫外線カットフィルタについて 投稿者:EJ20  投稿日:2012/04/22(Sun) 18:27

Gチャネルは結像してて他のチャネルはボケているというこの現象はまさに以下のサイトで説明されていることと合致しているような気がします
ttp://nike.cocolog-nifty.com/blog/2006/02/index.html
(にけさんは以前この掲示板に書き込みされていたと思います)


[No.67126] Re: 紫外線カットフィルタについて 投稿者:tune  投稿日:2012/04/22(Sun) 18:59

> Gチャネルは結像してて他のチャネルはボケているというこの現象はまさに以下のサイトで説明されていることと合致しているような気がします
> ttp://nike.cocolog-nifty.com/blog/2006/02/index.html
> (にけさんは以前この掲示板に書き込みされていたと思います
ありがとうございます、さっそく件のサイトを見ましたがちょっと、パープルフリンジの説明とは
違うような気がしました、像の周辺での色付きを説明している所は、色収差そのものの事と思われます
私としては、なぜG画像の周囲に暗い領域ができるのかがボケでは説明できないと思います
ただし、色収差皆無の純反射光学系ではパープルフリンジを経験したことがありませんので
何らかの関係があることは確かだと思います


[No.67132] Re: 紫外線カットフィルタについて 投稿者:JBs  投稿日:2012/04/23(Mon) 14:41

視領域に近い紫外線であればBチャンネルのみに影響する可能性はありますが、
しかしそれも可能性ということですし、可視領域から離れるとGもRも反応します。

カラーフィルタは自身の分光感度のあるところに近い波長はカットしますが、
あまりに離れたところの波長はそのまま通ってしまいます。
極端な話、カラーフィルタで電波を止めることは出来ないのと同じです。


[No.67137] テスト用光源を選ぶ際 投稿者:JBs  投稿日:2012/04/24(Tue) 01:07

紫外線テストは蛍光灯だとダメです。
上の荒れスレのらんせさんの画像を見て思い出しましたが、
蛍光灯は紫外線が僅かしか出ていないからです。

蛍光灯は内部では紫外線を出しているんですが、それが漏れない
ようにしてあります。これは蛍光灯が発する紫外線が非常に短い
波長で危険だからです。

逆に言えば蛍光灯で出るようだったら、それは紫外線由来じゃない
ってことになります。
一応一般の蛍光灯は僅かには出ているので、これで紫外線か
どうか切り分けするには紫外線吸収膜つきの蛍光灯を選べばなお万全です。


[No.67148] Re: テスト用光源を選ぶ際 投稿者:らんせ  投稿日:2012/04/24(Tue) 21:44

> 紫外線テストは蛍光灯だとダメです。
> 上の荒れスレのらんせさんの画像を見て思い出しましたが、
> 蛍光灯は紫外線が僅かしか出ていないからです。

をー。やっぱりパープルフリンジを出すのは面倒ですね。
ここの元管理人さんの作例のようなシーンでは私の場合はPLフィルタ使っちゃうからか出た経験が無いし、単焦点レンズで夜景撮っていても同じ写真ばかり回転寿司状態になっているパープルフリンジ作例ってやつみたいなのを撮れたことがないですね。

白背景で黒文字の縁に出た奴とかは友達の写真で見たことがありましたが白背景は別に白飛びしていませんでした。
本当にどういうメカニズムで出るのか明確になったらすっきりするんですが・・・
って言ってるだけでパープルフリンジで困ったことがないので本当はそんな事考えていないですが(^^;


[No.67161] Re: テスト用光源を選ぶ際 投稿者:magnon  投稿日:2012/04/26(Thu) 02:17

Re: テスト用光源を選ぶ際

手軽に紫外線が出ていそうな光源無いのかなということで、乾電池で点灯できるブラックライトな蛍光灯を買って、遊んでみました。(東芝のFL4BLB-A 4W, ピーク波長は352nmだそうです。どれくらいブロードかはわかりません。)

光源の前に段ボールで遮光する部分を作って、段ボールの縁にピントを合わせています。カメラは5D3を使用しています。(ほかないので。)

フィルタの条件は

- フィルタなし
- Marumi Digital Lens Protect
- Kenko L41 Super Pro(W)

としました。ISO100で絞り優先AEで撮影。いったんEF 35mm F1.4Lの等倍切り出しの撮影結果を添付します。左列がフィルタなし、中列がMarumi Digital Lens Protect、右列がKenko L41。上段がF1.4、下段がF2.0です。
傾向はどのレンズも似たようなもんですが、この光源だとプロテクタフィルタは効果なし、L41フィルタは若干効果がある。(フレアのように見える漏れ光の幅が半分くらいになっている。) 1絞り絞ればほぼ改善している。同じ傾向にあったレンズは、試したところは24/1.4II、35/1.4、50/1.0。そのうち85/1.2と50/1.2は試しておきます。逆に開放からほぼ出ていないのは100MacroIS、180Macro、TS-E 24mm IIでした。

まあフィルタつけるとゴーストのような物も写っているので、最近の物を購入した方が良いのかもしれません。あと市販の紫外線カットフィルタの仕様値ではなく実測した分光特性のグラフはない物ですかね。

傾向はある程度わかったものの、もう少し可視光よりのピーク波長がわかっているものの方だと程度は変わるかもしれないのと、作例の多くが紫外線を多く含んでいる(水銀灯も青空も)ようにも思うので、もう少し別なテストも必要でしょうね。ある程度はこれで説明できそうというのと、軸上色収差だけでなく紫外領域のフレアも効いていそうな気がします。


[No.67166] Re: テスト用光源を選ぶ際 投稿者:JBs  投稿日:2012/04/26(Thu) 15:12

ブラックライトはほとんどが400nmに向けて直線的に相対強度が落ちる感じかな。
今回の場合レンズを通しての実験ですので、352nmピークなら反対側(短波側)は
ガラスをほとんど通れない領域なので考慮しなく良いと思います。

太陽光を対象と考えるのであればちょっと短いですかね。


UVフィルタ自身は400nmからシャープカットしているだけで、
分光透過特性に大きな違いは無いと思います。

それよりも入射角依存度ですね。
多くのフィルタが角度依存性が高いと思います。

角度依存性が高いと広角で効きが悪くなるのはもちろんですが、
中央はちゃんと効くというか望遠よりむしろ効くので、
中央と周辺の効きの差が大きくなります。
また絞っても前玉側平面での角度は変わらないので、フィルタの
効きも改善しません。

広角レンズは、写真の端は前玉の端、写真の中央は前玉の中央を
だけを使うので。(一眼レフならレトロフォーカスなので
像面での各点につき、有効口径分しか使わない)


[No.67200] Re: テスト用光源を選ぶ際 投稿者:らんせ  投稿日:2012/04/26(Thu) 23:43

> 傾向はどのレンズも似たようなもんですが、この光源だとプロテクタフィルタは効果なし、L41フィルタは若干効果がある。(フレアのように見える漏れ光の幅が半分くらいになっている。) 1絞り絞ればほぼ改善している。同じ傾向にあったレンズは、試したところは24/1.4II、35/1.4、50/1.0。そのうち85/1.2と50/1.2は試しておきます。逆に開放からほぼ出ていないのは100MacroIS、180Macro、TS-E 24mm IIでした。

紫外線ランプでカビ対策している人がいたのを思い出しました。
ブラックライトなら簡単に出せそうですね。

180Macroは出ないですね。
開放がF3.5といことや入射光が周辺まで十分に垂直に当たっているのも影響ありそうですね。

いずれにしてもレンズテストって面倒ですよね。
焦点距離の違うレンズで目測で条件合わせたり。
それで成果が出ればまだやった甲斐もあるんですが(^^;