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■EOS KISS X2 ファーストインプレッション

 2008年3月21日に発売されたEOS Kiss X2、現在の価格はamazonで6万円台後半である。[価格。com最安はこちら
 
 Kissは、EOSの入門機という位置づけであった。入門機だから安くなければならないということは無いのだが、所謂中級機とされているEOS2桁Dの最新機種、40Dの価格がここにきて大幅に下落。同じくamazonですでに9万円台後半[価格。com最安はこちら] である(注)

(注)2008年6月現在


 さらに3月6日から始まった40Dのキャッシュバックキャンペーンで、Kiss X2の価格と、40Dの実質価格の差は僅か1万円ほどとなり、特に1台目のEOSを選ぼうとする方々は、どちらを購入しようか非常に迷っているに違いない。というか、私だったら迷いまくります。

 でも、3月〜4月、桜は待ってくれないし、いろんなイベントも待ってはくれない。いつまでも迷ってたらずーっと購入できないのはパソコンと同じ。X2のインプレが、迷える方々の参考になれば幸いです・・・いやならないか。



 細かいスペックは、40DのサイトX2のサイトを見ていただきたい。ざっくりと言えば、部分的にはX2が上回っている箇所もあるが、道具としての基本性能を細かに検証すれば、やはり40Dの方に軍配が上がる。[詳細は、比較表で]
 
 しかし、X2の大きなアドバンテージは、その小ささ・軽さである。

 40Dの、大きさ 145.5(幅)×107.8(高さ)×73.5(奥行)mm 質量 約740g(本体のみ)に対して、X2は大きさ 128.8(幅)×97.5(高さ)×61.9(奥行)mm 質量 約475g(本体のみ) である。




 特に、その軽さは特筆に値する。安いのに良く写るとネットでむちゃくちゃ評判の良いEF-S18-55mm F3.5-5.6 ISを装着しても、その質量は665g、40D単体の質量よりまだ相当に軽い。

 もちろん、これは両者の大きさの違いだけではなく、ボディ材質が40Dはマグネシウム合金、X2はポリカーボネイト樹脂であることも関係している。よって、40Dの方が剛性感は当然あるのだが、X2が安っぽかったり、持ってて頼りなかったりする感じは意外なほど無い。

 両機とも自腹で購入した管理人なので、どちらの肩を持つ義理もないのだが、キャノンさんは、ボディの表面処理や、剛性の出し方が非常に上手なんだと思う[ここら辺は、シグマさんと対照的??]

 管理人が、今レンズ1本付けてスナップ撮影するなら、迷わずX2+EF-S18-55mm F3.5-5.6 ISである。USMではないので、少々音はするが、X2との組み合わせでのAFのレスポンスも十分高速で、何より画質の評判がすこぶる高い。




 もちろん、3Lズームや、大口径単焦点を頻繁に使うって方には40Dがお勧めである。レンズが大きく、重くなってくれば、本体の質量の差は相対的に小さくなり、あまり御利益がなくなることもあるが、大きくて重いレンズを装着したときに、40Dの道具としての使いやすさがものを言うからだ。

 逆に、レンズセットのEF-S18-55mm F3.5-5.6 ISや、EF 50 mm F1.8クラスの軽量単焦点しか使わない、って方には絶対にX2がお勧めだ。この2本とX2で、身軽になって軽やかに被写体を追うことで、上位機種に負けない作品ができあがるかもしれない。もちろん、できないかもしれないけど(笑)





まだ、本格的に撮影できていないので、画質についてのレポートは次回になると思うが、X2のフォルムは歴代Kissの中では最も洗練されており、ホールド感も良いと思う(ただし男性や手の大きな女性は右手小指を曲げて底面にあてがった方が良いでしょう) また、セットレンズとの相性が非常に良く、暗所でのAFがビシバシ決まり、レリーズタイムラグの短さも上級機に迫るものがある。
 
 これは好みの問題だが、「シャキーン」というシャッター音も小気味よく、 コンデジから移行した初心者の方も、まず間違いなく『デジタル一眼って凄いっ!』という感想をもってもらえる逸品であると思う
 
EOS Kiss X2 ポートレート集?




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