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■EF16-35 F2.8L USM vs EF17-40 F4L USM

〜で、結局どっちのレンズがイイんすか!? 〜


■EF16-35 F2.8L USM vs EF17-40 F4L USMという企画自体は、既にここの掲示板なんかでも紹介されていたように某海外サイトにあることは皆さんご承知のことと思う。むろん海外サイトであるから、テキストはすべて英語である。英語に関して言えばTOEICが Test of English for International Communication であるということがすぐ検索できてしまうほど堪能である管理人であるから、まぁ、その、ぶっちゃけ、17-40の方が解像度が高くてフレアにも強いんじゃぁないかなーってことが画像を見れば何となく想像できるワケです。

しかし定価230,000円のレンズが、いくら後発とは言え約半値の定価120,000円のレンズにボロ負けするとは解せない話である。ということで管理人が改めて、この2本のレンズを比較してみようと思ったわけです。そう、勿論テキストは日本語なので皆さんご安心いただきたい。



■EF16-35 F2.8L USMがフィルター径 :77mm 最大径×長さ :φ83.5×103mm 質量 :600gに対して EF17-40 F4L USMはフィルター径 :77mm 最大径×長さ :φ83.5×96.8mm 質量 :475gである。つまり全長がわずか6.2mm短くなっただけで大きさ的にはほぼ同じ。しかし質量がかなり違う。16-35は手にずっしりくる感じなのだが、17-40は10Dなんかにジャストフィットの軽さが嬉しい。っていうか、F2.8→F4なのに何で大きさが変わんないんだろ。77mmだとプロテクトフィルターでさえ馬鹿高いんで困るのである。もしかしてあのでかいフードを使い回すためなのか?と邪推してしまう管理人であった。

■ではそろそろ本題に入ろう。次の画像をご覧いただきたい。
EF16-35 F2.8L USM
EF17-40 F4L USM


さすがにこの大きさだと違いはワカリマセン。ちなみに両画像とも35mm、F5.6、1/640sでの撮影である。で、次が中央部のトリミング/ノーレタッチ画像である。

EF16-35 F2.8L USM
EF17-40 F4L USM


中央部については、特に差のようなものは感じられないと思う。で、問題は次の右上部のトリミング/ノーレタッチ画像である。

EF16-35 F2.8L USM
EF17-40 F4L USM


率直に言おう。なんじゃこりゃぁ!である。他の周縁部もこれと同じく16-35の解像度、コントラストは17-40に比べるとかなり劣っていると言わざるを得ない。正直言ってこれほどの差があるとは思わなかった。ただ注意しないといけないのは管理人も貴方も今ディスプレイ上の等倍(しかも周縁部のトリミング)画像を見ているのであって、2LあるいはA4にプリントした画像全体について評価している訳ではない。そして多くの場合この周縁部には主題となる被写体は配置されないので、管理人あるいは貴方が16-35の画像をプリントして渡した誰かが周縁部の流れについてクレームを付けてくる、というか気づく可能性は限りなく低いのではないかと思う。でも敢えてもう一度言いたい。

なんじゃこりゃぁ!


■気を取り直して、次の画像である。
EF16-35 F2.8L USM
EF17-40 F4L USM


正直に告白しよう、実はこの実験はフェアではない。16-35は逆光下でこの芸術的、かつフォトショも真っ青のフレア画像を一発でゲットできた。が、17-40はそうはいかなかった。17-40はかなり意図的にフレアを出そうとして角度を変えた画像を何枚も撮影した結果なのである。でもこれも忘れてはならないのは管理人はわざとフレア画像をゲットしようとしたということなので、通常はこんなことはしないのである。でもお約束なので一言。

なんじゃこりゃぁ!

■再度気を取り直して、EOS10D+EF17-40 F4L USMの試し撮りである。

■さて、このレポートを読んで16-35を叩き売っちゃって17-40をゲットしようと考えている方は最後まで良くお読みいただきたい。たしかにEF17-40 F4L USMは良くできたレンズである。だがよく考えて欲しい。17-40ではF3.5はもちろん、F3.2は当然、F2.8は逆立ちしたって無理なんである。はっきり言って広角レンズにしては暗すぎると思うのである。せめてワイド端だけでもF2.8ならなぁ、と思うのは素人考えなのか。しかも暗い上に大きさは16-35と同じなのである。上の試し撮りが、タムロンのSP AF28-75F2.8 XRの試し撮りに比べて枚数もやけに少なく気合いも入ってないのは、撮影した日が天気が悪く、この暗いレンズを使う気がしなかった為である。勿論天気の良い屋外の撮影では問題ないし、屋内でも外部ストロボ使用であればOKである。よって「暗いレンズ=悪いレンズ」なぞと言う気もさらさらない。しかし管理人の場合は屋内の自然光下の使用頻度が比較的多いので、どうしても「明るいレンズ=使い勝手が良いレンズ」となってしまうんである。勿論ISO感度を上げればイイのかもしれないが、画質とトレードオフは避けたいのである。

ん、ちょっと待て。F4より1段明るいのがF2.8、f2.0だとさらに1段明るくなる。そしてF1.4だともう1段明るくて更にハッピーになれるということに気が付いた瞬間こんな広角単焦点レンズ↓



が手元にあるではないか。まったく世の中油断も隙もないとはこのことである。


*画像および撮影データおよび管理人の感想はすべて説明通りです。が、文章というか文体には結構ネタ入っているかもしれません。両レンズのオーナーの皆様、ご自分の眼を信じてくださいネ!



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